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【Excel】エクセルにて割り算し四捨五入・切り上げ・切り捨てを行う方法【小数点以下の繰り上げなど】

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この記事では、「エクセルにて割り算し四捨五入・切り上げ・切り捨てを行う方法(小数点以下の繰り上げなど)」について解説していきます。

これらの処理としては、

・ROUND関数(四捨五入)

・ROUNDUP関数(切り上げ)

・ROUNDDOWN関数(切り捨て)

を使うと良く、実際のサンプルを用いて見て行きましょう。

 

なお、エクセルでの割り算の処理全般は以下でまとめていますので、併せてチェックしてみてくださいね

https://net-business888.com/excel-warizan/

エクセルにて割り算し四捨五入する方法【小数点以下の四捨五入】

エクセルにて割り算して四捨五入するには、上述の通りROUND関数を使用すると良いです。

まずは、ROUND関数を使用して割り算してみましょう。ここでは、C列に割られる数、D列に割る数、E列に割り算の結果を返すとします。

なお、通常の割り算の結果(四捨五入などを行っていないもの)は各計算の上段に予め記載しておきます。

今回は割り算の結果を小数点第2位で四捨五入した数値を出力させてみます。

この場合は割り算の結果のセルに=ROUND(C2/D4, 2)と入力します。

この数式の意味を見ていきます。

ROUND関数は対象の数値を四捨五入する関数であり

=ROUND(数値, 桁数)

などと入力していきます。

今回では

・数値:割り算

・桁数:今回は少数点以下2桁を残すため2
(なお、小数点以下1桁なら1、小数点以下すべてを四捨五入ならば0と入れます)

としましょう。

ENTERを押すと以下のよう、小数点第3位が四捨五入されて6.24と変換されました。

110÷15の場合も同様に、小数点第3位が四捨五入されて7.33と変換されます。

これで、ROUND関数を使用した割り算し四捨五入する方法が完了です。

 

エクセルにて割り算し切り上げする方法【小数点以下の繰り上げ】

エクセルにて割り算して切り上げするには、ROUNDUP関数を使用すると良いです。

今回も割り算した結果の小数点以下第2位までを残すとします。

上と同様に、数式=ROUNDUP(C4/D2, 2)と入力すればOKです。

この数式の意味を確認しましょう。

ROUNDUP関数は対象の数値を切り上げる関数であり

=ROUNDUP(数値, 桁数)

などと入力していきます。

今回では

・数値:割り算

・桁数:少数点以下2桁

としました。

小数点第三位の数値に関わらず、切り上げて変換されます。

これで、ROUNDUP関数を使用した割り算し切り上げする方法が完了です。

 

エクセルにて割り算し切り捨てする方法【小数点以下の切り捨て】

エクセルにて割り算して切り捨てするには、ROUNDDOWN関数を使用すると良いです。

上と同様に、割り算結果の小数点第2位までを残すべく、数式=ROUNDDOWN(C4/D2, 2)と入力しましょう。

ROUNDDOWN関数は対象の数値を切り捨てる関数であり、

=ROUNDDOWN(数値, 桁数)

などと入力していきます。

今回では

・数値:割り算

・桁数:少数点以下2桁

としました。

小数点第三位の数値に関わらず、切り捨てて変換されます。

これで、ROUNDDOWN関数を使用した割り算し切り捨てする方法が完了です。

 

エクセルでの割り算に関係する処理として

エクセルでの割り算の関数・記号・やり方は?一気に割り算する方法

・エクセルにて分母をセル固定して割り算を行う方法

エクセルの割り算にて0になる原因と対策(割り算できない)

エクセルの割り算にて商と余りを分けて出す方法

エクセルの割り算にて四捨五入・切り上げ・切り捨てを行う方法

は、各々のリンク先で解説していますので、併せてチェックしてみてくださいね。

 

なお、エクセルでの割り算の処理全般は以下でまとめています。

【Excel】エクセルでの割り算の処理まとめこの記事では「エクセルでの割り算」に関する処理全般をまとめています。 エクセルでは割り算を使用する場面が非常に多く出てきますので、...

 

まとめ エクセルにて割り算し切り上げ・切り捨て・四捨五入を行う方法

この記事では、「エクセルにて割り算し四捨五入・切り上げ・切り捨てを行う方法」「小数点以下の繰り上げなど」について解説しました。

ROUD関数、ROUDUP関数、ROUNDDOWN関数を使えば、うまく変換できます。

エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。