この記事では、エクセルにて金額の合計(単価と数量など)を出す方法【個数(購入数)と値段の足し算:自動計算など】について解説していきます。
これらの処理としては、主に
・SUMPRODUCT関数
を使うといいです。
それでは、実際のサンプルをみていきましょう。
以下でエクセルでの足し算・合計に関する処理をまとめていますので、併せてチェックしてみてくださいね♪
エクセルにて金額の合計(単価と数量など)を出す方法【個数(購入数)と値段の足し算:自動計算など】
それでは以下で、エクセルにて単価と数量が分かっている場合の金額の合計を自動計算できる仕組みの作り方について確認していきます。
以下のようなサンプルがあり、データが記入されているところまでの各商品の売り上げ金額の合計(値段×個数の足し算)を出してみます。
この場合には、値段と数量を掛け合わせた合計を計算したいセルに=SUMPRODUCT(C3:C10,D3:D10)と入力しましょう。
上の数式について確認していきます。
まずSUMPRODUCT関数は、各配列を掛け合わせた合計値を返す関数であり、
=SUMORODUCT(配列1,配列2・・)
と入力していきます。
今回は、単価の列の数値と、個数の列の数値を掛け合わせた合計を求めたいために
・配列1にC列の範囲
・配列2にD列の範囲
を指定しているのです(つまりC3*D3 + C4*D4・・・と足し算している)。
ENTERにて処理を確定させると以下の通りとなります。
これで値段(単価)と個数から金額の合計を求める処理が完了となります。
なお、予め配列として10行目までの範囲を指定しているため、現在未記入のセルに数値を入れると、合計が自動で出力される設定となっています。
これにて価格と個数から金額の合計を求める処理が完了します。
エクセルにて金額の合計(単価と数量など)を出す方法【個数(購入数)と値段の足し算:関数を使用せず】
上では、SUMPRODUCT関数を用いて、価格と個数から金額合計を出す方法を確認しましたが、各々の行ごとに掛け算を行った後に、SUM関数を用いてもうまく処理できます。
この場合は、まず各商品の合計金額を出力させたいセルに=C3*D3と入れるといいです。
この式では、単純に各商品の値段×個数=合計金額を求めています。
ENTERにて確定後に、オートフィルにてこの数式をコピーしましょう。
続いて各商品の合計が求められましたら、すべての金額計のセルに=SUM(E3:E10)と入力するといいです。
SUM関数は、指定範囲の合計を求める関数で
=SUM(セル範囲)
と使用します。
処理を決定すると、値段×個数の合計金額が求められました。
先ほどSUMPRODUCT関数を用いて求めた金額と一致することも確認できましたね。
各商品の合計金額も表示したいケースでは、こちらの方法がおすすめです。
以下でエクセルでの足し算・合計に関する処理をまとめていますので、併せてチェックしてみてくださいね♪
まとめ エクセルにて個数(購入数)と値段の合計(足し算)をする方法:自動計算:SUMPRODUCT関数など】
この記事では、エクセルにて金額の合計(単価と数量など)を出す方法【個数(購入数)と値段の足し算:自動計算:SUMPRODUCT関数など】について解説しました。
こういったことは実務をしていく上でよくあることかと思います。
少しの知識とテクニックで業務のスピードは格段に上がりますので、是非やってみてください。