この記事では「エクセルにて割り算でセル固定(分母固定)し計算する方法」について解説していきます。
これらの処理としては、主に
・絶対参照(F4キー)
を使うと良いです。
それでは、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。
なお、エクセルでの割り算の処理全般は以下でまとめていますので、併せてチェックしてみてくださいね♪
https://net-business888.com/excel-warizan/
エクセルの割り算でセル固定(分母固定)する方法1【絶対参照】
エクセルの割り算にてセル固定(分母固定)するには上述のよう絶対参照(F4キー:$マーク)を適用させるといいです。
以下のサンプルを用いて分母(割る数)の固定を行う方法を見ていきます。
割り算にて、分母のセル固定を行うには、=B3/$E$3とセルに入れるといいです。この時、固定セルをクリックした際には、F4キーを押し、絶対参照($マーク)にしておきましょう。
これがないと、オートフィル時に分母のセルも固定されずに、エラーとなるため注意するといいです。
ENTERにて割り算を確定させます。
後はオートフィルにてコピーすれば、セルを固定した割り算が完了です。
なお、セル参照させて固定するのではなく、分母の数値を数式内に直接入力しても、同様に処理できるため適宜試してみてください。
エクセルの割り算でセル固定(分母固定)する方法2【絶対参照】
なお、上では数式を用いてセル固定させた割り算を実行させましたが、貼り付けオプション機能によっても実行することが可能です。
まずは固定セル(分母)をコピー(ctrl + C)しましょう。
その上で割られる数(分子)となるデータ範囲をドラッグして選択します。
その状態にて、貼り付けオプション、形式を選択して貼り付けのボタンを押すといいです。
表示されるウィンドウにて除算にチェックを入れ、OKとします。
これにて、セル固定(数値固定)での割り算が実行されます。
なお、この方法では元の分子の数値がわからなくなるため、状況に応じて数式を用いてセル固定での割り算をする方法と使い分けとしてくださいね。
エクセルでの割り算に関係する処理として
・エクセルでの割り算の関数・記号・やり方は?一気に割り算する方法
・エクセルの割り算にて四捨五入・切り上げ・切り捨てを行う方法
は、各々のリンク先で解説していますので、併せてチェックしてみてくださいね。
なお、エクセルでの割り算の処理全般は以下でまとめています。
まとめ エクセルにて固定して割り算を行う方法【関数は必要なし】
この記事では「エクセルにてセル固定して割り算を行う方法【関数は必要なし】」について解説しました。
絶対参照(F4キー)や貼り付けオプション(除算)を活用するといいです。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。