この記事では、VBAマクロで縮小して全体を表示(列方向、シート全体、解除)の設定方法【ZoomToFit, EntireColumn, EntireSheet】について詳しく解説していきます。
ポイントとしてはShrinkToFit、EntireColumn、EntireSheetを使用することです。
マクロ初心者でもわかりやすいように、変数名をaaaaa変数aaaaaという名称にしています。そのため、ご自身で活用される際には、ここを適切な英語表記に変更してください。
それでは、詳細を見ていきましょう!
VBAマクロで「縮小して全体を表示」を3から7列目に適用させる方法
それではまず、3から7列目に「縮小して全体を表示」する設定を適用する方法について解説していきます。
Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。
Sub ApplyShrinkToFitToColumns()
' 3から7列目に縮小して全体を表示する設定を適用
With ThisWorkbook.Sheets("Sheet1").Columns("C:G")
.ShrinkToFit = True
End With
End Sub
コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面でApplyShrinkToFitToColumns関数を実行します。
このコードは、Excelの3列目から7列目までのセルに「縮小して全体を表示」する設定を適用します。 .ShrinkToFit = Trueの部分がこれに相当します。
VBAマクロで「縮小して全体を表示」をシート全体に適用させる方法
続いては、シート全体に「縮小して全体を表示」する設定を適用する方法について解説していきます。
Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。
Sub ApplyShrinkToFitToSheet()
' シート全体に縮小して全体を表示する設定を適用
With ThisWorkbook.Sheets("Sheet1").Cells
.ShrinkToFit = True
End With
End Sub
コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面でApplyShrinkToFitToSheet関数を実行します。
このコードでは、シート全体に「縮小して全体を表示」する設定を適用します。
With ThisWorkbook.Sheets(“Sheet1”).Cells
で全体に適用しているのがわかるでしょう。
VBAマクロで「縮小して全体を表示」の設定を解除(シート全体)する方法
最後に、シート全体の「縮小して全体を表示」の設定を解除する方法について解説します。
Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。
Sub RemoveShrinkToFitFromSheet()
' シート全体の縮小して全体を表示する設定を解除
With ThisWorkbook.Sheets("Sheet1").Cells
.ShrinkToFit = False
End With
End Sub
コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面でRemoveShrinkToFitFromSheet関数を実行します。
このコードは、シート全体に適用された「縮小して全体を表示」の設定を解除します。
.ShrinkToFit = False
とFalseとすることで、解除実行しています。
まとめ VBAで縮小して全体を表示(シート全体や解除)の設定方法【ZoomToFit, EntireColumn, EntireSheet】
ここでは、VBAマクロで縮小して全体を表示(列方向、シート全体、解除)の設定方法【ZoomToFit, EntireColumn, EntireSheet】について確認しました。
マクロの扱いに慣れ、さらに快適に過ごしていきましょう(^^)/