この記事ではExcelのVBAマクロを使ってフォントの変更方法について解説していきます。
ポイントとしては、Cells.Font.NameでフォントをCells.Font.Sizeでサイズ変更、Range, Columnsで範囲指定を使用することです。
なお、マクロ初心者でもわかりやすいように変数名をaaaaa変数aaaaaといった名称にしています。
そのため、あなた自身がご活用の際には、ここを適切な(英語表記でしっくりくるものが一般的)ものに変更してご活用くださいね。
それでは詳しく見ていきましょう!
VBAマクロでシート全体のフォントを変え大きさも一括で20にする方法(丸ゴシック)
それではまず、VBAマクロでシート全体のフォントを変え大きさも一括で20にする方法(丸ゴシック)について解説していきます。
Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。
Sub aaaaachangeAllSheetFontaaaaa()
'シート全体を選択
Cells.Select
'フォント名を「MS ゴシック」に変更
Selection.Font.Name = "MS ゴシック"
'フォントサイズを20に変更
Selection.Font.Size = 20
End Sub
コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面でaaaaachangeAllSheetFontaaaaaを実行します。
このマクロでは、まずCells.Selectでシート全体を選択します。
次にSelection.Font.NameでMS ゴシックにフォントを変更し、Selection.Font.Sizeで20にフォントサイズを変更しています。
これでシート全体のフォントが丸ゴシックの20ポイントに変更されます
VBAマクロでシート1のok列のフォントを変え大きさも一括で8にする方法(明朝体)
続いては、VBAマクロでシート1のok列のフォントを変え大きさも一括で8にする方法(明朝体)について解説していきます。
Alt + F11にてVBE画面を開いて、以下コードをコピペしましょう。
Sub aaaaachangeSpecificColumnFontaaaaa()
'シート1を選択
Sheets("Sheet1").Select
'列「ok」を選択
aaaaacolumn_nameaaaaa = "ok"
Range(aaaaacolumn_nameaaaaa & ":" & aaaaacolumn_nameaaaaa).Select
'フォント名を「MS 明朝」に変更
Selection.Font.Name = "MS 明朝"
'フォントサイズを8に変更
Selection.Font.Size = 8
End Sub
コードのAlt+F8を押し、マクロ選択画面でaaaaachangeSpecificColumnFontaaaaaを実行します。
このマクロでは、まずSheets(“Sheet1”).SelectでSheet1を選択します。次にaaaaacolumn_nameaaaaaに”ok”を代入し、Range(aaaaacolumn_nameaaaaa & “:” & aaaaacolumn_nameaaaaa).Selectでok列全体を選択しています。
そしてSelection.Font.Nameで明朝体に、Selection.Font.Sizeで8ポイントにフォントを変更しています。
これによりシート1のok列だけが明朝体の8ポイントに変更されます。
まとめ VBAマクロでフォントの変更(シート全体や特定の列だけ、文字サイズを大きく、小さく指定も)【Cells.Font.Name, Cells.Font.Size, Range, Columns】
以上、ExcelのVBAマクロを使用してフォントの変更方法について解説してきました。
シート全体や特定の列だけフォントを変更したり、サイズを大きくしたり小さくしたりと、VBAマクロを使えば自由自在にフォントを操作することができます。
ぜひこの記事を参考に、ExcelのVBAマクロでフォントをカスタマイズしてみてください!