私たちが何気なく生活している中でさまざまな物の数え方を知りたくなる時がありますよね。
中でも日常的に食べる麺類の一種として「そうめんやざるそば」があり、これらの数え方については知られているようであまり知られていないですが、あなたは理解していますか。
ここではこれらの麺類に着目して「そうめん(素麺)の数え方の単位は把か?ざるそばの数え方の単位は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
そうめんの数え方の単位は?把や束か?【素麺】
それでは以下で麺類の代表といえるそうめん(素麺)の数の数え方の単位について解説していきます。
結論からいいますと、そうめん(素麺)の数え方の単位は種類によっても変化し
・束ねてあるそうめんの数え方は「把(読み方:わ)」「束(読み方:たば)」
・ばらけたそうめんの数え方は「本(読み方:ほん)」
を使用します。
※
束ねている状態を表す単位だからそのまま「束」を使用し、これと同じ意味を持つ「把」でも数えるわけですね。
さらに、ばらけているそうめんではその形状が細長いことから「本」を使用します。言い換えますと、そうめんだけでなく、細いことに特徴があるもの数え方は1本、2本となりやすいのです。
袋や箱に入ったそうめんの数え方
上ではそうめん(素麺)を袋や箱から取り出した後の数え方の単位を解説したものの、酢ーーパーなどで購入する際には袋や箱を買う場合が多いでしょう。
これらの場合のそうめんの数え方は
・袋であればそのまま1袋、2袋
・箱であれば1箱、2箱
と数えるといいです。
これはそうめんでなく他の多くのものでも当てはまることのため、覚えておきましょう。
さるそばの数え方の単位は?斤ともいう?【蕎麦の数え方】
さらに、そうめんと似たような麺類の蕎麦の数え方についても確認していきます。
そばであっても乾麺であれば、上のそうめんと同様の数え方をするといいです。
ただお店で出てくるような「ざるそば」となるとその数え方は違ってきますね。
具体的には、提供してもらうときのざるそばの状態では「枚」や「人前」で数えましょう。まれに「丁」で数える人もいます。
※
枚は基本的にお皿のように面積が広く、厚みが薄い形状のものに使用する数え方の単位で、これがざるそばにも当てはまるため、この数え方が採用されているわけですね。
~人前という表現は、主に食事全般に使用するもので、~人分に相当する意味があります。
また丁という単位は、和食全般に使用される言葉のため、こちらも間違いではないといえるでしょう。
さらに、ざるそばをお椀に移した状態に着目したのであれば「杯」を使用してもOKです。
ざるそばがバラバラになっている状態では、1本、2本と数えます。
なお以前はそば1斤などと数えることもあったようですが、今では伝わりにくいため、使用は控えておくといいです。
かけそばの数え方の単位は?蕎麦の数え方
さらにざるそばと同様の蕎麦の1種である、かけそばの数え方についても見ていきましょう。
結論からいいますと、かけそば(丼にそばとスープなどが入っているもの)の数え方の単位は「杯(読み方:はい)」「人前(読み方:にんまえ)」を主に使用します。まれに丁と数えることもあります。
※
杯を使う場面は上述のように「お椀に入ったとき」だからですね。
ざるそばとは違い1枚、2枚などは数えないことにも注意しましょう。
なお
・食品、食べ物関係の数え方はこちら
でまとめているため、併せて確認してみてくださいね。
まとめ ざるそばの数え方の単位は?素麺の数え方の単位は?
ここでは麺類に着目して「そうめん(素麺)の数え方の単位は把か?ざるそばの数え方の単位は?」について解説しました。
麺類の数え方も種類によって若干変化するため、その違いや使い分けを覚えておくといいです。
さまざまな数え方を学び、日々の生活に役立てていきましょう。