この記事では「エクセルにてノットイコールの記号(<>)(if関数や条件付き書式など)の表示方法」について解説していきます。
各数式における
ノットイコールの記号としては <>を使う
とよく、if関数などの数式や、条件付き書式を例にし、このノットイコールの記号の使い方を確認していきます。
それでは、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。
エクセルにてノットイコールの記号(<>)の使い方【if関数などの数式】
エクセルにてノットイコールの記号(<>)の使い方として、if関数内に含めた例を元に解説していきます。
上記の表では、セルB2~B11の数値から”5″以外(ノットイコール)の数値だったらセル”C2~C11″に”〇”を出力するものとします。
具体的には「C2」セルに「=IF(B2<>5, “〇”,””)」と入力します。
IF関数とは、指定した条件に合うか合わないかで処理を変更したいときに用いる関数であり、
=IF(論理式,真の場合の処理,偽の場合の処理)
と入力していきます。
今回は、”5″以外の数値を抽出するので、=IF(B2<>5, “〇”,””)と記述しており、各々
論理式:B2<>5(「B2」セルが”5″ではない場合)
真の場合:”〇”を「C2」セルに出力。
偽の場合:””を「C2」セルに出力。
今回は、「B2」セルが”1″、つまり”5″ではないので真となり、「C2」セルには”〇”が出力されます。
ENTERを押すと上記のように、「C2」セルに”〇”が表示されました。
「C2」セルから「C11」セルをドラッグ&ドロップします。
「B2」~「B11」セルが”5″以外の場合、「C2」~「C11」セルにそれぞれ”〇”が表示されました。
これらが、エクセルにてIF関数を例にしたノットイコールの記号の使い方の解説です。
エクセルにてノットイコールの記号の使い方【条件付き書式:文字列:演算子】
続いて、ノットイコールの記号(<>)の使い方として、条件付き書式の設定内に含めた例を元に説明していきます。
上記の表では、セルB2~B7の文字列から「みかん」以外の文字列に、条件付き書式を使って、黄色にするものとします。
条件付き書式を設定するセル(B2:B7)を選択します。
続いて、「条件付き書式」タブの「新しいルール」を選択します。
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の欄に、=B2:B7<>”みかん”を記述し、「書式」を選択します(ここでノットイコールを適用)。
さらに「背景色」に黄色を選択し、「OK」を押します。
「プレビュー」に黄色が選択されているのを確認したら、「OK」を押します。
「みかん」以外のセルが黄色になりました。
これで、エクセルにてノットイコールの記号の使い方として、条件付き書式を利用する方法が完了です。
まとめ エクセルでのノットイコールの使い方(if関数や条件付き書式など)【演算子:数式:文字列】
この記事では「エクセルにてノットイコールの記号(<>)(if関数や条件付き書式など)の表示方法」について解説しました。
if関数などの数式や条件付き書式を使えばうまく変換できます。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。