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【Excel】エクセルのsum関数にて0になる(計算されない)原因と対策【SUM関数やオートSUMの計算が合わない:足し算で0になる:循環参照】

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この記事では、エクセルのsum関数にて0になる(計算されない、循環参照、足し算で0になる)原因と対策について解説していきます。

これらの処理としては、

・文字を削除

・循環参照を削除

・小数点を表示

することによって解決することができます。

では、実際のサンプルをみていきましょう。

 

 エクセルのsum関数にて0になる(計算されない)原因と対策1【SUM関数やオートSUMの計算が合わない:足し算で0になる:循環参照】

それでは以下でエクセルのsum関数を用いた足し算によって0になる原因と対策を見ていきましょう。

まずsum関数などで足し算を行う際、セル内に数値だけではなく文字列も入力されている場合、sum関数を使用してもうまく計算してくれません

この場合には、文字列(以下の例でが~件)を削除するといいです(リストにこの「件」などの単位を残したい場合は、文字列として入れるのではなく、書式の設定を変更し表示させましょう)。

まずは「件」という文字を置換で削除するべく、ショートカットキーctrl + Hにて以下の一括置換ウィンドウを表示させます(ホームタブ、右上の検索と置換より選択してもOKです)

ここで

検索する文字列を「件」

置換後の文字列は「空白」

とし、すべて置換をクリックするとリストから「件」の文字が消えました。

書式を変更させたい範囲を選択しセルの書式設定で、●件と表示させるようにします。

具体t系には種類の欄に、#”件”と入れるだけでいいです。

これにてSUM関数での足し算が計算されない現象が解決し、正常に計算されました。

同時にリストにも単位が残ったままとなるためおすすめです。

 

エクセルのsum関数にて0になる(計算されない)原因と対策2【SUM関数やオートSUMの計算が合わない:足し算で0になる】

上ではセル内で数値だけでなく文字列も入力していることで、SUM関数での合計が0になりエラーとなる場合の解決策を見ましたが、以下のよう数値だけ入力しているのにsum関数を使用すると0になることもあります

よく計算式を確認してみると、=SUM(D2:D18) という計算式になっており求めたいセルまで範囲指定してしまっていることがわかります。

これを循環参照といい、合計する範囲を正しいものにすると計算されない現象が解決します。

具体的には、計算式を本来計算したい範囲の「=SUM(D2:D17)」に修正しましょう。

これで足し算の結果が0でなく16と正しくなりました。

 

エクセルのsum関数にて0になる(計算されない)原因と対策3【SUM関数やオートSUMの計算が合わない:足し算で0になる】

上記の他に、csvデータをインポートしたり、関数で算出された数値を使用して計算する際にうまく算出されない場合もあります。

一見すると数値しか入力されていないように見えますが、目には見えない記号等(スペースが入っているなど)が含まれている場合にこういったことが起きます。

この場合は、データリボン内にある区切り位置の設定をします。

カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータにチェックを入れ次にクリックします。

区切り文字のその他にチェックを入れ、完了をクリックします。

これにて、見えない文字のスペース等が分離され、SUM関数を適用させたいセルには、数値のみが入った状態にできるわけです。

すると、足し算にてうまく合計されない問題が解決し、正常に計算式を算出することができます。

 

まとめ エクセルのsum関数にて計算されない(足し算で0になる)原因と対策【循環参照など】

この記事では、エクセルのsum関数にて0になる(計算されない)原因と対策について解説しました。

たまに出るエラーなので、解決策を知っていると調べる手間も省け業務効率化にも繋がります。

ぜひ自分のものにしていきましょう。