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【Excel】エクセルにて曜日に色付け(自動)をする方法【塗りつぶし:土曜日を青、日曜日を赤、祝日を黄色に変える:列や行】

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この記事では「エクセルにて曜日に色付け(自動)をする方法」を列方向、行方向に分けて解説していきます。

これらの処理としては主に、

・条件付き書式

・条件付き書式とCOUNTIF関数の組み合わせ

を使うと良く、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。

 

エクセルにて曜日に色付け(自動)をする方法【塗りつぶし:土曜日を青、日曜日を赤、祝日を黄色に変える:列方向】

エクセルにて曜日に色を付けたい場合は「条件付き書式」を使用するといいです。

日付と曜日が入った表のサンプルの曜日の箇所に色付けを行っていきます。

まず、塗りつぶしを行いたいセル範囲を選択し、リボンにある「ホーム」から「条件付き書式」を選択しましょう。

選択メニューの中から「新しいルール」をクリックします。

開かれるダイアログの中から、「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択し、セルの書式設定を「セルの値」、「次の値に等しい」、「土」と入力し、「書式」を設定した後、OKをクリックしましょう。

 

今回は「土」を青に塗りつぶします。

「塗りつぶし」で「青色」を選択して、OKをクリックすると前の画面に戻るのでOKをクリックすれば「土」の書式設定が完了です。

先ほどの「土」と同様に、今度は、「セルの値」、「次の値に等しい」、「日」と入力し、「書式」を設定した後、OKをクリックしましょう。

今回は、赤色に設定しました。これで、表の「日」が赤色に変ります。

最後に「祝日」の設定をしていきます。色を付けたい表とは別に、祝日の表を用意します。

今回は、矢印の部分が祝日の表になります。

この表からCOUNTIF関数を使用して祝日の色を黄色に変えます。

今までと同様に、リボンから「セルの条件付き書式」を選択し、今度は、「数式を使用して、書式設定をするセルを決定」をクリックし、数式として=COUNTIF(G4:G19,B2)=1と入力します。

=COUNTIF(G4:G19,B2)=1

の意味を解説すると、

=COUNTIF( ):目的のデータの個数を数える関数です。

G4:G19  :祝日の日付が入ったデータ範囲です。

B2  : データ範囲からカウントしたいデータの入ったセルです。

これらが、=1の場合(祝日の日にちと合致)、セルの書式を行う設定となっています。

 

祝日なので黄色に設定し、OKをクリックします。

祝日が黄色なり、これで、表の曜日の欄で日は赤、土は青、祝日は黄色に自動で塗りつぶされるように設定をすることができました。

これらが、エクセルにて曜日に色付け(自動)をする方法です。

 

エクセルにて曜日に色付け(自動)をする方法【塗りつぶし:土曜日を青、日曜日を赤、祝日を黄色に変える:行方向】

上述では列方向で、特定の曜日の色を塗りつぶす方法を解説しましたが、同様に、行方向においても自動で塗りつぶしを設定することができます。

塗りつぶしを行いたいセル範囲を選択し、リボンから「条件付き書式」を選択し、列方向のときと同様に「新しいルール」を選択します。

「指定の値を含むセルだけ書式設定」で「セルの値」「次の値に等しい」「土」と入力し、書式を設定(今回は塗りつぶしで青色を選択)しOKをクリックします。

同様に今度は「日」は赤色に設定してOKをクリックしましょう。

列方向の時と同様に、祝日は、祝日の表からCOUNTIF関数を使用して個数をカウントして合致していれば黄色に塗りつぶすように設定します。

=COUNTIF(E9:E24,B2)=1と入力し、書式を設定してOKをクリックします。

これで、行方向においても「土」、「日」、「祝日」で任意の色に自動で塗りつぶす設定を行うことができました。

 

まとめ エクセルにて曜日に塗りつぶし(土曜日を青、日曜日を赤、祝日を黄色に変える)する方法

この記事では「エクセルにて曜日に色付け(自動)をする方法」を列方向、行方向に分けて解説しました。

いずれにしても、セルの条件付き書式やセルの条件付き書式とCOUNTIF関数の組み合わせを使用すればうまく自動でセルの塗りつぶしを行うことができます。

エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。