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【Excel】エクセルでの一次関数のグラフの作り方(2つなど複数の場合も)【書き方】

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この記事では「エクセルでの一次関数のグラフの作り方」について、解説していきます。

エクセルにて一次関数のグラフの作る際にすることは下記3つとなります。

・対象のデータの選定

・グラフの種類の選定

・線、マーカーの色または太さの変更

それでは、操作手順および注意事項を1データのみ描画、複数データを同時に描画する場合において順番に説明していきます。

(※なお一次関数y=ax+bにおけるyの値を求める方法自体は、別途こちらの記事で解説しています。以下ではこの方法より計算されたサンプルを元に「グラフ化する方法」に焦点を当て解説していきます。)

 

エクセルにて一次関数のグラフの作り方(1本)

それでは以下で1本の一次関数のグラフの作成方法を見ていきます。

まず、描画対象のデータを選択します。リボン「挿入」を開き、その中の「グラフ」グループの右下の矢印をクリックします。

ダイアログが開くのでグラフの種類を選択します。

今回は一次関数のグラフの作成なので、「折れ線」が妥当といえるでしょう。

「おすすめグラフ」タブに存在していることが大半ですが、仮に存在しなかった場合は「すべてのグラフ」から選択することも可能です。

「OK」ボタンを押すと確定します。

本サンプルでは、データ数は30としていますが、「後からデータ数が増える」といったことも想定されます。

その場合、一度作られてしまったグラフが自動的に増えたデータを認識するといったことはありませんので、手動でグラフの描画範囲を広げる必要があります。

その手順を下記で解説します。

グラフをクリックすると、現在のグラフの範囲が表示されます。

下記図の赤枠の○をドラッグして追加されたデータをグラフの範囲に含めます。

追加されたデータがグラフに反映されます。

マーカーの表示・非表示の切り替え、グラフの色の変更といった表示に関する設定について解説します。

グラフを右クリックし、コンテキストメニューより「データ系列の書式設定」を選択します。

開いたダイアログにてバケツのアイコンをクリックし、所望の色、線の幅を設定します。

マーカーを表示する場合は「マーカー」タブを開き、「マーカーのオプション」をなし以外に選択します。

下記例のように自由な設定が可能です。

なお、本操作は「ENTERキー等で決定する」方式ではなく、ダイアログ上で設定した内容が「即座に」反映されます。

その点は注意が必要です。

これで1つの一次関数のグラフが作成できました。

 

エクセルでの一次関数のグラフの作り方(複数:2本など)

続いて2本などの複数の一次関数のグラフを作る方法を見ていきましょう。

複数のグラフを作成する場合も同様に対象のデータを選択状態にし、リボン「挿入」→「グラフ」グループの右下の矢印をクリックします。

「グラフの挿入」ダイアログが開くので「折れ線」を選択します。

「OK」ボタンを押すと、選択したデータがグラフとなって表示されます。

得に指示しなくても、判例が表示されることが多いですが、表示されていない場合は、グラフが選択されているときに右上に表示される「グラフ要素」ボタンの「凡例」にチェックを入れます。

判例はドラッグにより大きさ及び位置を変更することができます。

より見やすい場所へ移動させましょう。

複数のデータを同時に描画する場合は、各々のデータが何かをはっきりさせるため、表示させておくことが望ましいといえます。

なお、複数のデータが同時に描画する場合は、値のスケールが同程度とは限らず、小さいスケールのデータが分かりにくくなるケースがあります。

この場合、「第2軸」を使用することをお勧めします。

どちらかのグラフを選択した状態で右クリック「系列グラフ種類の変更」をクリックします。

「グラフの種類の変更」ダイアログが開いたら、第2軸を使用したい方にチェックを入れます。

「OK」ボタンを押すと、第2軸が有効となります。

これで複数本の一次関数のグラフが作成できました。

 

まとめ エクセルでの一次関数のグラフの作り方(2つなど複数の場合も)【書き方】

この記事では「エクセルでの一次関数のグラフの作り方」について解説しました。

グラフは数値の羅列に過ぎないデータを目に見える形にするという意味から非常に有用な手段となります。

グラフを書くための基本操作及び見やすくするためのノウハウをしっかり学んでいきましょう。