この記事では「エクセルにてA4いっぱいに印刷したい!ぴったりで収める方法」について解説します。
エクセルで印刷設定をせずに作成した表をそのまま印刷すると、表の一部が2ページ目に出てしまい、見づらくなってしまうことがあります。
そうした表に対して適切な印刷設定をすることによって1ページにぴったり収めることが可能です。
それではサンプル表を使用して説明しましょう。
エクセルにてA4いっぱいに印刷したい!ぴったりで収める方法【A4サイズに合わせる:縦向き】
それでは以下で縦向きでA4ぴったりに印刷する方法を見ていきましょう。
以下のサンプル表を印刷するために「ファイル」をクリックします。
「印刷」をクリックすると右側に印刷プレビューが表示されます。
このまま印刷してしまうと10月~12月、28日~31日までが2ページ以降に4ページ分印刷され1ページに収まりません。
設定を変更していきましょう。「ページ設定」をクリック。
ページ設定ウィンドウが表示されます。
「ページ」タブで拡大縮小印刷欄の「次のページ数に合わせて印刷(F)」項目をそれぞれ横:1×縦1に変更して「OK」をクリック。
プレビュー画面に戻ります。表が1ページに収まっていることが確認できます。
また、余白設定を変更することでさらにA4ぴったりにすることが可能です。
ページレイアウトタブから「余白」を選択し、「ユーザー設定の余白(A)」をクリック。
ページ設定の余白タブになっているので、各余白をすべてゼロにし、ページ中央項目の「水平」と「垂直」にチェックを入れ、「OK」をクリック。
表の余白がさきほどより狭くなっています。
以上で完了です。
エクセルにてA4いっぱいに印刷したい!ぴったりで収める方法2【A4サイズに合わせる:横向き】
次は横向きでA4の1ページに収める設定を解説します。
設定は縦向きと同様です。
以下のサンプル表を印刷するために「ファイル」をクリックします。
「印刷」をクリックすると右側に印刷プレビューが表示されます。
このまま印刷してしまうと縦の場合と同様に、6月~12月、15日~31日までが2ページ以降9ページに分印刷され1ページに収まりません。
設定を変更していきましょう。「ページ設定」をクリック。
ページ設定ウィンドウが表示されます。
「ページ」タブで拡大縮小印刷欄の「次のページ数に合わせて印刷(F)」項目をそれぞれ横:1×縦1に変更して「OK」をクリック。
プレビュー画面に戻ります。表が1ページに収まっていることが確認できます。
また縦の場合と同様、余白設定を変更することでさらにA4ぴったりにすることができます。
ページレイアウトタブから「余白」を選択し、「ユーザー設定の余白(A)」をクリック。
ページ設定の余白タブになっているので、各余白をすべてゼロにし、ページ中央項目の「水平」と「垂直」にチェックを入れ、「OK」をクリック。
表の余白がさきほどより狭くなっています。
以上で完了です。
まとめ エクセルにてA4いっぱいに印刷したい!ぴったりで収める方法
この記事では「エクセルにてA4いっぱいに印刷したい!ぴったりで収める方法」ついて解説しました。
エクセルでは表を作成後、ページ設定を適切に行うことによって、印刷ページ数を調整できます。
また、「ページレイアウト」タブにある印刷の向きとサイズを事前に設定しておくことで、表の作成前に各用紙サイズの印刷範囲を確認することも可能です。
これらの設定を利用して、見やすい印刷をしていきましょう。