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酸化カルシウムの化学式・組成式・式量(分子量)は?塩酸との反応式も

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化学が得意になるにはまず特定の物質の基礎的な情報を理解しておく必要があります。

中でも代表的な化学物質として「酸化カルシウム」がありますが「意外と覚えにくい物質」といえるでしょう。

ここでは、この酸化カルシウムに着目して「酸化カルシウムの化学式・分子式・組成式・はCaOか?式量(分子量)や塩酸との化学反応式は?」などについて解説していきますので、参考にしてみてください。

酸化カルシウムの化学式・組成式・分子式はCaO

それではまず、酸化カルシウムの化学式・分子式について確認していきましょう。

結論からいいますと酸化カルシウムの化学式(分子式)は「CaO」と表現されます。

CaO化学式の後ろから

・O:酸化

Ca:カルシウム

となると覚えておきましょう。

カルシウムの化学式(元素記号)はCaか?カルシウムイオンのイオン式は?カルシウムと水の化学反応式は?化学が得意になるにはまず特定の物質の基礎的な情報を理解しておく必要があります。 中でも代表的な化学物質として「カルシウム」がありま...

 

なお、酸化カルシウムの組成式としても同じでCaOとなります。

 

酸化カルシウムの分子量・式量は?

今度は酸化カルシウムの分子量・式量についても見ていきましょう。

結論からいいますと、酸化カルシウムの分子量・式量は74です。

これは上の酸化カルシウムの化学式・分子式から導出することができ、Ca:40、O:16を元に「40 + 16 = 56 」となります。

 

酸化カルシウムと塩酸の化学反応式は?

なお、酸化カルシウムと塩酸の化学反応式も頻出です。

答えとしてはまず酸化カルシウムがすぐに水酸化カルシウムに変化します。

CaO+H₂O → Ca(OH)₂

この水酸化カルシウムが塩酸と反応することとなるのです。

Ca(OH)₂+2HCl → CaCl₂+2H₂O

と酸化カルシウムが水酸化カルシウムに変化し、この水酸化カルシウムが塩酸が反応し、塩化カルシウム・水が生成すると覚えておきましょう。

最後に、左辺と右辺の各元素記号の数が一致するように係数を求めていけば、上の式が完成となります。

反応物と生成物をとりあえず覚えておけば、上と導出できるため、ここは抑えておくように。

関連物質の

・塩酸の化学式・分子式などの詳細はこちら

・塩化カルシウムの化学式・分子式などの詳細はこちら

で解説していますので、併せてチェックしてみてください。

まとめ 酸化カルシウムの組成式・式量(分子量)は?塩酸との反応式も

ここでは酸化カルシウムの化学式・組成式・式量(分子量)は?塩酸との反応式もについて解説しました。

酸化カルシウムの各情報は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。

酸化カルシウムを始めとしたさまざまな物質の知識を身に着け、もっと化学を楽しんでいきましょう。