数学を得意にするためには、まず各公式に慣れることが必須です。
例えば1/x3(x3乗分の1)の微分や積分は頻出ですが、この公式、解き方について理解していますか。
ここでは、この1/x^3(1/t^3なども)の微分や積分の計算方法、公式について解説していますので、参考にしてみてください
1/x^3の積分の公式、計算【x3乗分の1:1/t^3など】
それでは以下で、1/x^3(x3乗分の1)の積分の公式、計算方法を確認していきます。ななお変数としてx^3ではなく、tを使用した場合の1/t^3の積分結果や導出方法ももちろん同じため、参考にしてください。
1/x^3の積分結果は「-1/2x^2」となります。
1/x^3=x^-3 とも変形でき、積分の場合では基本的に方の係数に「+1をし、足した後の係数で割る」ため、x^(-3+1) ÷ (-3+1) =(-1/2) x^-2=-1/2x^2と導出できると覚えておきましょう。
なお、近い関数である
も併せて理解しておくといいです。
これらが1/x3(x3乗分の1)の積分の公式、計算方法です。1/t^3の積分結果も記号のみ変えればOKです。
1/x^3の微分の公式、計算【xの3乗分の1:1/t^3など】
今度は1/x^3(や1/t^3)の微分の公式、計算方法を確認していきます。
微分は積分よりも容易なため、サクッと覚えましょう。
具体的には、(1/x^3)′ =(x^-3)’= (-3) x^(-3-1) = (-3) x^-4 =-3 /x^4
となります。
ポイントは
・1/x^3は(x^-3)とも書けること
・微分の定義として係数が前に出て、肩に付く係数が1減るため、
→(ー3)x^(-3-1)=-3/x^4
と導出方法を覚えておくのもおすすめです。
微分と積分結果が間違えないように注意しましょう。
まとめ 1/x^3の微分、積分の公式、計算【1/tなど】
このでは、1/x^3の積分、微分の公式、計算方法について確認しました。l1/tなどと変数が違う場合でも処理方法は同じです。
1/x^3の微分、積分はよく出てくるため、この機会に覚えておくといいです。
さまざまな計算に慣れ、数学をより楽しんでいきましょう。