ドリルや配管などを扱う際に、20φや20パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この20φや20パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「20φや20パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の20φは何センチで何ミリか?20パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
20φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で20φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして20φとは、この直径の長さが20mm(20ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの20φが記載されていれば、20ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では20φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ20が正確な表現です。そのため「ファイニジュウ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が20mmという説明に対応しているわけです。
おそらく20φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ20は何センチ
さらにはφ20が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ20=20mmと、20mm=2cmを組み合わせますと
φ20=2センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
20パイと20φ(φ20)の違い
なお直径や長さの表現として、20パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の20φ(正しくはφ20)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、20パイ→20φ→φ20を意味しているケースが多く、20mmの直径を表しています。
同様に20パイは20センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 20φは何センチで読み方は(長さや直径)?20パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「20φは何ミリで何センチ(長さや直径)?20パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
20φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。