この記事では「エクセルにて一定の数値を超えたら色付けする方法」について解説します。
エクセルで一定の数値を超えたら色付けしたい時は、
条件付き書式にて
・「指定の値より大きい」
・「平均より上または下の値だけ」
と指定すると良く、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。
エクセルにて一定の数値を超えたら色付けする方法1【基準値以上】
エクセルにて一定の数値を超えたら色付けするときは、条件付き書式にて「指定の値より大きい」の設定を変更します。
今回は以下の値を入力した「B2」~「B4」セルに適用してみます。
まず「B2」~「B4」のセルをドラックし、範囲選択をします。
その後「ホーム」タブの「スタイル」セクションから「条件付き書式」をクリック。
表示されたメニューから「セルの強調表示ルール」をクリック。
さらにメニューが表示されるので「指定の値より大きい」をクリックしましょう。
詳細画面が表示されるので今回は以下のように入力してみます。
・次の値より~ : 50
・書式 : 濃い緑の文字、緑の背景
完了後はOKをクリック。
すべての入力が完了すると「B2」~「B4」のセル内で「50」より大きい数字が入力されている「B3」セルが変更されました。
以上のように、エクセルにて一定の数値を超えたら色付けしたいときは条件付き書式を用いて「指定の値より大きい」を変更しましょう。
エクセルにて一定の数値を超えたら色付けする方法2【平均値以上】
エクセルにて平均値を超えたら色付けしたいときは、条件付き書式において「平均より上または下の値だけを書式設定」を変更します。
今回は、以下の値を入力した「B2」~「B4」セルを変更してみます。
まず「B2」~「B4」のセルをドラックして範囲選択をします。
先ほどと同様の手順で条件付き書式における「セルの強調表示ルール」を開き、表示されたメニューから「その他のルール」をクリック。
詳細画面が表示されるので今回は以下のように入力しましょう。
・ルールの種類を~ : 平均より上または下の値だけ
・選択範囲の平均値 : より上(※他にも以上、以下なども指定可能)
・平均値より上のとき、セルをオレンジ色に変更
次は、「書式」をクリックします。
詳細画面が表示されるので、「塗りつぶし」タブを選択。
オレンジ色を選択し、「OK」をクリック。
完了後「OK」をクリックします。
すべての入力が完了すると、「B2」~「B4」のセル内で平均より大きい数字が入力されている「B2」セルと「B3」セルが変更されたことを確認してください(平均値:63)。
以上のように、エクセルにて平均値を超えたら色付けしたいときは「平均より上または下の値だけ」を設定すると良いでしょう。
まとめ エクセルにて基準値以上、平均値以上に色付けする方法
この記事では「エクセルにて一定の数値を超えたら色付けする方法」について解説しました。
エクセルで基準値を超えたら背景色などを変更したいときは、条件付き書式において「指定の値より大きい」や「平均より上または下の値だけ」を変更するといいです。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。