ドリルや配管などを扱う際に、90φや90パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この90φや90パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「90φや90パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の90φは何センチで何ミリか?90パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
90φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で90φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして90φとは、この直径の長さが90mm(90ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの90φが記載されていれば、90ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では90φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ90が正確な表現です。そのため「ファイキュウジュウ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が90mmという説明に対応しているわけです。
おそらく90φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ90は何センチ
さらにはφ90が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ90=90mmと、90mm=9.0cmを組み合わせますと
φ90=9.0センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
90パイと90φ(φ90)の違い
なお直径や長さの表現として、90パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の90φ(正しくはφ90)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、90パイ→90φ→φ90を意味しているケースが多く、90mmの直径を表しています。
同様に90パイは9.0センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 90φは何センチで読み方は(長さや直径)?90パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「90φは何ミリで何センチ(長さや直径)?90パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
90φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。