日本語は難しいものでややこしい表現が多いですよね。
例えば時間数に関する注意書きとして「6時間未満・6時間以下・6時間以上」などの表現を良く見かけますが、これらが「6時間を含むのか」について理解していますか。
ここではこれら6時間未満・以下・以上の意味や違い、併せて7時間未満・以下・以上とは7時間は入るのか?について確認していきます。
6時間未満や以下とは6時間は入る?6時間以上は?
まずは時間数に関する注意書きとして見かける「6時間未満」の意味を見ていきましょう。
金額だけではなくこの「~未満」という記載では、その数値は含みません。
つまり6時間未満では、6時間は入らないわけです。6時間よりも小さい時間数とも言い換えられますね。
※
具体的には
×:7時間は6時間未満でない
×:6時間も6時間未満でない
〇:5時間59分であれば6時間未満に該当
といった感じですね。
6時間以下とは6時間も含む【6時間未満との違い】
一方で、6時間未満とは似ているが違う表現として「6時間以下」という言い回しがあります。
違いとしては「6時間以下では6時間は入る」ことです。
※
6時間以下だけでなく「~以下」とついた場合では「~は含める」と覚えておくといいですね。
6時間以下=6時間ぴったり+6時間未満
と理解しておきましょう。
具体的には
×:7時間は6時間以下でない
〇:6時間丁度は6時間以下に該当
〇:5時間も6時間以下に該当
〇:4時間でも6時間以下に該当
といった感じですね。
6時間以上とは6時間も含む【6時間よりも大きいとの違い】
一方で、6時間未満・以下などととは似ているが違う表現として「6時間以上、6時間よりも大きい」という言い回しがあります。
違いとしては「6時間以上・よりも大きい」では、基準値と比較して「大きい側を見ること」です。
さらに「6時間以上」と「6時間よりも大きい」という表現の違いとしては、
・6時間以上では6時間を含める
・6時間よりも大きいでは、6時間は入らない
ことですね。
6時間以上=6時間ぴったり+6時間よりも大きい
と理解しておきましょう。
具体的には
〇:7時間は6時間以上
〇:6時間丁度も6時間以上に該当
×:5時間59分は6時間以上でない
×:5時間も6時間以上でない
といった感じですね。
7時間未満や以下とは7時間は入る?7時間以上は?
6時間未満・以下・以上などと同様に、対象金額が「7時間」となった場合の、7時間未満・以下・以上という意味の詳細も見ていきましょう。
上述のルールの通り、7時間未満では、7時間は入りません。7時間よりも小さい時間数とも言い換えられますね。
※
具体的には
×:8時間は7時間未満でない
×:7時間丁度は7時間未満でない
〇:6時間59分であれば7時間未満に該当
〇:6時間でも7時間未満に該当
〇:5時間なども7時間未満に該当
といった感じですね。
7時間以下とは7時間も含む【7時間未満との違い】
一方で、7時間未満とは似ているが違う表現として「7時間以下」という言い回しがあります。
違いとしては「7時間以下では7時間は入る」ことです。
※
7時間以下だけでなく「~以下」とついた場合では「~は含める」と覚えておくといいですね。
7時間以下=7時間ぴったり+7時間未満
と理解しておきましょう。
具体的には
×:6時間は7時間以下でない
〇:7時間丁度は7時間以下に該当
〇:6時間59分も7時間以下に該当
〇:6時間も7時間以下に該当
〇:5時間なども7時間以下に該当
といった感じですね。
7時間以上とは7時間も含む【7時間よりも大きいとの違い】
一方で、7時間未満・以下などととは似ているが違う表現として「7時間以上、7時間よりも大きい」という言い回しがあります。
違いとしては「7時間以上・よりも大きい」では、基準値と比較して大きい側を見ることです。
さらに「7時間以上」と「7時間よりも大きい」という表現の違いとしては、
・7時間以上では7時間を含める
・7時間よりも大きいでは、7時間は入らない
ことですね。
7時間以上=7時間ぴったり+7時間よりも大きい
と理解しておきましょう。
具体的には
〇:8時間は7時間以上
〇:7時間丁度も7時間以上に該当
×:6時間59分は7時間以上でない
×:6時間も7時間以上でない
×:5時間なども7時間以上でない
といった感じですね。
まとめ 6時間以下とは6時間は入る?6時間以上とは?7時間未満・以下・以上の意味も解説!
ここでは、6時間未満や6時間以下とは6時間は入る?6時間以上とは?7時間未満・以下・以上の意味は?について確認しました。
6時間未満・以下・以上や7時間未満・以下・以上という表現はよく見かけるため、覚えておくといいです。
これらの記載を見かけた際には、ぜひ上をご活用ください♪