ドリルなとの工具を扱う際に、11φや11パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この11φや11パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「11φや11パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の11φは何センチで何ミリか?11パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
11φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で11φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして11φとは、この直径の長さが11mm(11ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの11φが記載されていれば、11ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では11φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ11が正確な表現です。そのため「ファイジュウイチ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が11mmという説明に対応しているわけです。
おそらく11φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ11は何センチ
さらにはφ11が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ11=11mmと、11mm=1.1cmを組み合わせますと、
φ11=1.1センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
11パイと11φ(φ11)の違い
なお直径や長さの表現として、11パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の11φ(正しくはφ11)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、11パイ→11φ→φ11を意味しているケースが多く、11mmの直径を表しています。
同様に11パイは0.11センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 11φは何センチで読み方は(長さや直径)?11パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「11φは何ミリで何センチ(長さや直径)?11パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
11φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。