科学

アンペア(A)とミリアンペア(mA)の変換(換算)方法・違い【1Aは何mA?1mAは何A?】

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よく科学的な分野の本を読んでいるときに、電流に関する単位であるA(アンペア)やmA(ミリアンぺア)などを見かけることがあります。

これらは普段の生活ではそこまで多く使用しないため、その大きさが実際どの程度であるのか良くわからないことが多いでしょう。あなたは、アンペアやミリアンペアの定義について理解していますか。

ここでは「A(アンペア)とmA(ミリアンペア)の定義」「AとmAの変換方法」について解説していきます。

A(アンペア)とmA(ミリアンペア)の意味【1アンペアは何ミリアンペア?】

まず、Aの定義について考えていきましょう。

1Aとは、単位時間当たりの電荷(Q)の移動量を表しています。このアンペアの数値が大きいほど、電流が大きくなり、数が小さくなれば電流が小さくなるわけです。

一方で、mA(ミリアンペア)とはA(アンペア)の接頭に1000分の一を表すm(ミリ)がついたもの単位といえます。

つまり、1A=1000mAと変換できるのです。逆に、1mA=0.001Aとも換算できます。

なお、アンペアとミリアンペアはどっちが大きいかわからなくなることがあるため、Aの方が大きい、mAの方が小さいことを理解しておきましょう。

AとmAの換算時には導出方法も覚えておくといい

なお、上述のように変換の計算式だけでなく、「どのように導出したのか」も理解しておくといいです。これは、導き方自体を学んでおけば、計算式を忘れたとしても結果をすぐに思い出せるためです。

なお、1アンペアが何ミリアンペアなのか、1ミリアンペアが何アンペアなのかという定義自体は覚えておく必要があることに気を付けましょう。

AとmAの換算を行ってみよう【計算問題】

このようなアンペアやミリアンペアですが、すぐにこの変換式をイメージできるようにするにはある程度慣れが必要です。

以下のような練習問題をたくさん解いていきましょう。

例題

5Aは何mAになるでしょうか。

 

解答

上の公式に従って計算していきます。

5 × 1000 = 5000mAと換算できるのです。

続いて、ミリアンペアからアンペアへの変換も行ってみましょう。

例題

7500mAは何Aになるでしょうか。

 

解答

7500 ÷ 1000 = 7.5 Aと求められました。

まとめ  1Aは何mA?1mAは何A?【アンペア(A)とミリアンペア(mA)の変換(換算)方法・違い】

ここでは、AとmAの意味やその変換方法について解説しました。

Aはアンペアとよび、単位時間あたりの電荷(Q)の移動量を指します。mAとの関係として0接頭語のm(ミリ)がついているために、1A=1000mAとなるのです。逆に、1mA=0.001Aと換算できます。

なお、結果だけでなく、導き方から理解しておくのがおすすめです。

単位マスターになり、毎日をより快適に過ごせるように対応していきましょう。