ビジネスの場ではマナーを重視する人が多いです。
マナーの中でも特に使い方が難しいものに「敬語」が挙げられます。
中でもここでは急な依頼をしなくてはいけなくなった際の敬語として「差し迫ってのお願いで恐縮ですが・差し迫ってのお願いとなり申し訳ありませんが・差し迫ってのお願いで申し訳ございませんが」などは正しい敬語なのか?言い換えは?について確認していきますので、ビジネスメールなどでの参考にしてみてくださいね。
「差し迫ってのお願いで恐縮ですが」「差し迫ってのお願いでおそれいりますが」は正しい敬語?言い換えは?【ビジネスメールなど】
それでは以下で「差し迫ってのお願いで恐縮ですが」「差し迫ってのお願いでおそれいりますが」という敬語のフレーズが正しいか?見ていきます。
「差し迫ってのお願いで恐縮ですが、差し迫ってのお願いで恐れ入りますが」という言い回しは、敬語として特に問題ない正しい敬語です。
これは敬語として「恐縮ですが」または「おそれいりますが」のみを使用しており、この前に「短い納期を意味する差し迫ってのお願いで」が付いただけだからです。二重敬語ではなく、使用OKです。
別の言い方として「短納期でおそれいりますが」などもありますね。
使い方としては、納期がかなり短いお願いをしなくてはいけなくなった際に使用する敬語です。
例文
・差し迫ってのお願いで恐縮ですが3日以内に在庫の商品Dを165個ご納品いただければ幸いです。
・差し迫ってのお願いでおそれいりますが、この資料を明後日の15時までにご作成のほどよろしくお願いいたします。
言い換え
なお、似たような短い納期でお願いする際のフレーズとして
などがありますが、どれも近いレベルの敬語表現であり正しいフレーズのため、好みで使い分ければOKですね。
「差し迫ってのお願いで申し訳ありませんが」「差し迫ってのお願いとなり申し訳ございませんが」は正しい敬語?言い換えは?【ビジネスメールなど】
なお、「差し迫ってのお願いで恐縮ですが」「差し迫ってのお願いとなりおそれいりますが」と似た敬語のフレーズとして、「差し迫ってのお願いとなり申し訳ありませんが」「差し迫ってのお願いで申し訳ございませんが」という言い回しも見ていきましょう。
「差し迫ってのお願いで申し訳ありませんが」「差し迫ってのお願いとなり申し訳ございませんが」も正しい敬語で使用していいです。
文法として上と同様
・差し迫ってのお願いでで+
・申し訳ありませんが、申し訳ございませんが(こちらのみ敬語)
となっており、二重敬語でない正しいものなのです。
ただ、上の「差し迫ってのお願いでおそれいりますが」などよりも、さらにかしこまった・丁寧な言い回しですね。
近い関係の人に使うと逆によそよそしくなることもあるので、状況に応じて使い分けましょう。
例文
・差し迫ってのお願いとなり申し訳ありませんが、今週中に製品Dを380個ご納品いただければ幸いです。
・差し迫ってのお願いで申し訳ありませんが、今週中に御発送のほどよろしくお願いいたします。
などと使いましょう。
言い換え
「差し迫ってのお願いで申し訳ありませんが」「差し迫ってのお願いで申し訳ございませんが」の言い換えフレーズも上と同様ですね。
・短納期で申し訳ありませんが
・突然のお願いで申し訳ございませんが
・直前のお願いで申し訳ありません
などがあります。
状況に応じて使い分けていきましょう。
まとめ 差し迫ってのお願いとなり申し訳ございません・差し迫ってのお願いで恐れ入りますがは正しい敬語?言い換えは?【ビジネスメールなど】
ここでは、ビジネスメール等で使用される「差し迫ってのお願いで恐縮ですが・差し迫ってのお願いで申し訳ありませんが、差し迫ってのお願いとなり申し訳ございませんが」は正しい敬語なのか?言い換えは?について解説しました。
敬語は扱いが難しいため、この機会に覚えておくといいです。
様々な敬語を身に着け、ビジネスメール等で活用していきましょう。