日常生活や科学的な解析の際に、単位変換が必要となることが多くあります。
例えば、加速度の単位としてメートル毎秒毎秒(m/s2)やGが使用されることが基本ですが、これらはどちらもよく使用する単位であり、換算できるようにしておくといいです。
ここではこれらm/s2(メートル毎秒毎秒)とG(ジー)の変換(換算)方法について確認していきます。
m/s2とGの換算(変換)方法・読み方・違い【メートル毎秒毎秒など加速度の単位】
まず、m/s2は先にも述べているようメートル毎秒毎秒と呼び、言葉の通り1秒あたりの加速度の大きさを表す単位といえます。1秒あたりの速度の単位がm/sで記載できることを考えるとイメージしやすいです。
そして、地球上における重力加速度は9.8m/s2と決まっており、この地球における重力加速度は1Gとも表現することが可能なのです。
つまり、これらが一致するという式自体が換算式になっており、1G=9.8m/s2(メートル毎秒毎秒)という変換式が成立するのです。
逆にメートル毎秒毎秒基準で考えるのであれば、1m/s2=0.102Gと変換できるのです。
どちらも加速度の単位としては良く使用するものであるため、きちんと理解しておきましょう。
m/s2(メートル毎秒毎秒)とG(重力加速度)の変換を行ってみよう【計算問題】
それでは、m/s2(メートル毎秒毎秒)とG(重力加速度)の換算に慣れるためにも、計sな問題を解いていきましょう。
例題1
3Gは何m/s2に換算できるでしょうか。
解答 1
上の定義に従い求めていきます。
3 × 9.8 = 29.4 m/s2と変換できるのです。
逆に、m/s2からGへの単位換算も行ってみましょう。
例題2
98m/s2は何Gとなるでしょうか。
解答2
今度は逆に9.8で割る(×0.102と同等)ことで求めていきます。
98 ÷ 9.8 = 10Gと計算できるのです。
まとめ メートル毎秒毎秒等の加速度の単位の計算方法
ここでは、単位のm/s2(メートル毎秒毎秒)とGの変換方法について確認しました。
どちらも加速度を表す単位であり、1G=9.8m/s2(メートル毎秒毎秒)という換算式が、逆にメートル毎秒毎秒基準で考えるのであれば、1m/s2=0.102Gと単位変換ができるといえます。両方ともよく出てくるものなので、きちんと理解しておくといいです。
各単位変換方法に慣れ、日常生活に役立てていきましょう。