インドといえば数学・ITに強い国!、陽気な人が多そうな国!というイメージが強いですよね。
上のようにインドに対するざっくりとしたイメージはできるものの、そのインドでの言語や、代表的な言葉のナマステの使い方、英語は通じるかどうかなどの具体的な情報について知らない人が多いでしょう。
ここでは、この「インドの公用語は何語で、その種類や割合(英語は通じるのか)、インドでの英語は聞き取れないのか、ナマステの意味や使い方なのか、インド人はありがとうは言わないのが基本なのか」についてまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
インドは何語(公用語)?英語は通じる?言語の種類や割合は?【ヒンディー語】
それでは以下でインドの公用語が何語なのか、言語の種類やその割合についても見ていきましょう。
なおインドはその面積が広く、さまざまな人種の方がいるために、公用語といっても「国全体としての公用語」「州ごとの公用語」などいくつかの分類方法があります。
国全体(連邦政府)としての公用語としては
・ヒンディー語
・英語
が挙げられます。
英語の方が準公用語という位置づけになっているものの、両方ともがよく使われる言葉と理解していいです。
そのためインドは何語?と聞かれたのであれば、これらヒンディー語と英語と答えましょう。
よってインドにて英語が通じるかどうか不安な方もいますが、首都圏あたりでは多くの場合英語を理解してもらえるので安心してください。ただ、観光などで田舎の方に向かうケースでは、英語が通じないこともあるので、翻訳ソフトを使うなど適宜対処する必要がありますね。
インドの各州での公用語の種類や数と割合は?
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インドでのナマステの意味は?【ヒンディー語】
さらにはインド語として有名なナマステの意味や使い方についても確認していきます。
よく「ありがとう」のインド語がナマステと思われがちですが、ナマステは
・こんにちは
・またね
などのちょっとした挨拶として使用するのが基本です。
またナマステは基本的にヒンディー教徒の人が使う言葉です。インドではヒンディー教徒が多いものの、違う方ももちろんいますので、使用する場面に注意しましょう。
とはいうものの、初対面の人がヒンディー教徒かどうかはわかりませんので、基本的にはどのような挨拶であっても基本的にはナマステを使うえばOKと覚えておくといいですね。
ちなみに、イスラム教徒のインドの方にはアッサラームアライクムという挨拶を使うのがおすすめです。
なお
・インド語でのごちそうさま、いただきます・美味しい・辛い・店員を呼ぶなどの言い方はこちら
でまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
インドではありがとうを言わないのが普通か?
なお、上にてインド語でのナマステ(挨拶)の意味や使い方、上のリンク先にはありがとうのあいさつの仕方などを解説しているものの、重要な文化として「インドではありがとうをあまり言わない」というものがあります。
これは古くからのインドの分化の影響を現代でもそのまま引き継いでいるといえますね。
具体的には、インドでは「人に親切にするのは当たり前の行為で、わざわざありがとうといわなくてもOK」という考えがあったわけです。
これは「人に良いことをした分が自分にも帰ってくる」という宗教の概念の影響もあるかもしれませんね。
また、お礼はいらない!的な感じが少しかっこいいようにも感じますね(^^)
もちろんインドでもグローバル化が進んでいるために「他国のありがとうを基本的にいう文化」も徐々に浸透してきていることから、ありがとうは以前よりも多く使用されるようになっています。
しかしながら従来のインドでの考え方もある程度は残るため「日常的にありがとうをたくさん言う」のは、それほど浸透していないといえるでしょう。
特に日本人の場合では初対面の人には特に気を使って、ありがとうをたくさん言うケースもあると思いますので、インドにいった際にはほどほどに感謝の気持ちを伝えるのがおすすめです。
の詳細も各リンク先で解説していますので、併せて確認してみてくださいね。
まとめ インドでのナマステの意味は?ありがとうは言わないのが普通?【ヒンディー語】
ここでは「インドにて公用語は何語で、その種類や割合(英語は通じるのか)、インドでの英語は聞き取れないのか、ナマステの意味や使い方なのか、インド人はありがとうは言わないのが基本なのか」について解説しました。
外国では、日本でしか生活したことがない人にとっては理解しにくい文化が多く存在します。
今回紹介のインドでのありがとうをあまり言わない文化もその1つといえますね。
ただ、このような他国の文化や考え方を理解・受容することで「こうした考えもあって面白いね」と人生の幅が個人的には広がるように感じます。
なのであなたもぜひインドなどの海外に行って体験することによって、さらに人生を充実させていきましょう。