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「ご承知いただけますと幸いです」は正しい敬語?言い換えは?【ビジネスメールなど】

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ビジネスの場において、マナーを重視することはとても大切ですね。

ビジネスマナーの中でも、特に使い方が難しいものに「敬語」が挙げられます。

そこで、今回は「ご承知いただけますと幸いです」は正しい敬語なのか?また、その言い換えは?について説明していきます。

ビジネスメールなどの参考にしてみてくださいね。

「ご承知いただけますと幸いです」は正しい敬語?言い換えは?

それでは「ご承知いただけますと幸いです」は正しい敬語かどうかについて見ていきましょう。

結論から述べると「ご承知いただけますと幸いです」は正しい敬語表現です!

一般的なビジネスシーンや目上の人に対して使うのにも適した丁寧な表現ですね。

意味

「ご承知いただけますと幸いです」の、「承知」とは「知っていること」「了解すること」といった意味です。

「承知」に「ご」がついて、丁寧な言い方になっていますね。

また「~いただく」は謙譲語で、相手に対してなにか申し出たり、依頼をしたりする際に使用するへりくだった表現です。

この二つが合わさって「ご承知いただけますと幸いです」は「あなたに理解していただければ嬉しいです」という意味を表しています。

とても丁寧な敬語表現なので、ビジネスシーンや目上の人との場面で使用するのにも適していますね。

例文

次に「ご承知いただけますと幸いです」を用いた例文を見ていきましょう。

【休業日の連絡】
「年末の休業日を12月29日から1月3日までとさせていただきます。ご承知いただけますと幸いです。」

【社内規定の変更連絡】
「今回の就業規則の改定について、ご説明させていただきたいと存じます。変更点をご確認の上、ご承知いただけますと幸いです。」

【締め切り変更の連絡】
「経費精算の締め切りを毎月25日に変更いたします。ご承知いただけますと幸いです。」

【資料の提出期限について】
「資料の提出期限についてご都合をお伺いしたく存じます。ご多忙中大変恐縮ではございますが、ご検討いただき、ご承知いただけますと幸いです。」

【会議日程の連絡】
「次回の部門会議を来週水曜日に予定しております。ご承知いただけますと幸いです。」

これらの例文に共通するように、「ご承知いただけますと幸いです」は相手に理解や了承を求める際に使用し、丁寧に依頼や相談をすることができます。

言い換え

「ご承知いただけますと幸いです」という表現は、状況に応じて以下のような敬語表現に言い換えて使用することができます。

・「ご了承いただければ幸いです」

・「ご理解いただければ幸甚です」

・「お含みおきいただけますと幸いです」

・「ご検討いただけますと幸いです」

・「ご承諾いただけますと存じます」

これらの表現を使い分けることで、状況に合った自然な言い回しで相手に依頼や相談をすることができます。

まとめ 「ご承知いただけますと幸いです」は正しい敬語?言い換えは?【ビジネスメールなど】

ここまで、ビジネスメールなどで使用される「ご承知いただけますと幸いです」は正しい敬語か?その言い換えは?について説明してきました。

敬語は扱いが難しいため、この機会に覚えておくと良いですね。

様々な敬語表現を身につけ、ビジネスメール等で適切に活用していきましょう。