この記事では「エクセルでの上付き文字のやり方(累乗の表示など)」「エクセルでの下付き文字のやり方(化学式などの小さい数字)」について解説していきます。
これらの処理としては、主に
・セルの書式設定
を使うと良く、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。
エクセルでの上付き文字のやり方(累乗の表示など)【小さい数字】
エクセルにて上付き文字にするには上述の通りセルの書式設定を使用するといいです。
例では円の面積を求める方法について記載しています。
式はπrの2乗なので、今のままでは2乗になっておらず不格好です。なので、この「2」を上付き文字にして「πr2」にしていきます。
上付き文字にしたい任意の文字を選択し、右クリックをします。表示されたコンテキストメニューから「セルの書式設定」を選択します。
セルの書式設定の画面が開くので、いろいろある項目の中から、文字飾りにある「上付き(E)」クリックします。
クリックすると「上付き(E)」のチェックボックスにチェックが入るので、それでOKをクリックします。
選択した「2」が上付き文字なり、rの上に小さく表示されました。
エクセルにて上付き文字を解除する方法
上付き文字を解除する場合は、先ほどと同様に上付き文字を選択し、右クリックをします。
表示されたコンテキストメニューから「セルの書式設定」を選択します。
セルの書式設定の画面が開くので、先ほどチェックを入れた文字飾りにある「上付き(E)」クリックし、チェックを外してOKを押すと、元に戻ります。
単純に上付き文字を設定する操作の「逆」を行えば解除できるわけです
エクセルでの下付き文字のやり方(化学式などの小さい数字)
上ではセルの書式設定を用いて、数式に上付き文字を処理しましたが、下付き文字についてもセルの書式設定を使用することで対応できます。
例ではメタンの完全燃焼の化学反応式を記載していますが、分子式の数字が大きい為、こちらも不格好です。
この分子式の数字をセルの書式設定を使用して下付き文字にしていきます。
まずは「CH4」を「CH4」に変更していきます。
下付き文字にしたい任意の文字を選択し、右クリックをします。表示されたコンテキストメニューから「セルの書式設定」を選択します。
セルの書式設定の画面が開くので、いろいろある項目の中から、今度は文字飾りにある「下付き(B)」クリックします。
クリックすると「下付き(B)」のチェックボックスにチェックが入れ、OKをクリックします。
選択した「4」が下付き文字なり、Hの下に小さく表示されました。
同様の処理を他の分子式のにも施して、メタンの完全燃焼の化学式(小さい数字の変換)が完成しました。
エクセルにて下付き文字を解除する方法【】
下付き文字を解除する場合は、先ほどと同様に下付き文字を選択し、右クリックをします。
表示されたコンテキストメニューから「セルの書式設定」を選択します。
セルの書式設定の画面が開くので、先ほどチェックを入れた文字飾りにある「下付き(B)」クリックし、チェックを外してOKを押すと、元に戻ります。
単純に下付き文字を設定する操作の「逆」を行えば解除できるわけです
まとめ エクセルでの上付き文字のやり方(累乗の表示など)は?【2乗や3乗などの打ち方】
この記事では「エクセルでの上付き文字のやり方(累乗の表示など)」「エクセルでの下付き文字のやり方(化学式などの小さい数字)」について解説しました。
いずれにしてもセルの書式設定を使えば、うまく変換できます。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。