この記事では「エクセルでのSECOND関数の使い方や意味・読み方」について、解説していきます。
エクセルでのSECOND関数は
「時刻・時間のデータから”秒だけ”の数値を取得する」
際に使用します。
それでは、サンプルデータを用いてSECOND関数の使い方の詳細を見ていきましょう。
エクセルでのSECOND関数の意味や読み方【時刻・時間のデータから秒のみを抽出】
それでは以下で「エクセルでのSECOND関数の意味や読み方」を確認していきます。
簡潔にいいますと 上述のよう
SECOND関数は「時刻・時間のデータから秒だけを抽出する」
時に使用します。
秒だけのデータの集計を行いたい時などに活用するといいですね。
「SECOND」という英単語はご存知のよう「秒」を意味します。そのため、エクセルにおけるSECOND関数でも「時刻・時間のデータから”秒だけ”を取得する」時に使うわけです。
英語のSECONDの意味と結び付けて覚えておくと忘れにくいため、おすすすめです。SECOND関数の読み方は「セカンド関数」です。
エクセルでのSECOND関数の構成や引数
具体的なSECOND関数の使い方として、その構成や引数を確認していきます。
SECOND関数の構成
SECOND関数は
=SECOND(対象のセル（時刻・時間などの日付型）)
と入力して使用します。
エクセル上では引数に「シリアル値」と記載されていますが、上と同義と覚えておきましょう。もちろんシリアル値を入れてもOKです。
なお、秒等を入力したつもりでも、時刻・時間などの日付型になっていないとエラーとなる（シリアル値に変換されないため）注意しましょう。
SECOND関数の引数の意味
SECOND関数の引数の意味は、簡単な言葉に直しますと、
対象のセル（時間や時刻などの日付型）：関数入力時はシリアル値と出るも、左記と同じ意味です。言葉の通り、時間や時刻等の日付型の値が入ったセルを指定すればOKです。
SECOND関数の使い方の詳細
それでは具体例を交えてSECOND関数の使用方法を解説します。
セル参照を用いる場合
下記にサンプルデータを用い、C列に秒だけの数値を表示させていきましょう。
続いて、時刻データから秒のみを表示したいセルにに=SECOND(B3)と入れるといいいです。
SECOND関数だけでなく、文字列の部秒にセル参照を用いて引数を指定する場合には、（ダブルコーテーション）を付けないようにしましょう。入れるとエラーになります（数値の場合はそのままでOK）。
ENTERにて処理を確定させると、SECOND関数による「秒だけの抽出」ができました。
「秒だけが抽出されたセル」の右下にカーソルを合わせると出る十字を、ドラッグ＆ドロップにてオートフィルにかけましょう（コピーの実行）。
これがエクセルでのSECOND関数の基本的な使い方です。
SECOND関数にて直接入力する場合
なお以下のようにSECOND関数の引数に直接入力してもOKです。
ただ、使用場面がかなり限られてきますし、上述のようシリアル値を入れる必要があります。
「8時24分0秒台の数値に相当するシリアル値」の１つの「0.35」から秒だけの数値を取り出してみます。
=SECOND(0.35)と入れましょう。
直接入力であっても、数値の場合は”（ダブルコーテーション）は必要ありません。
このように直接入力を用いてもSECOND関数を使用できるのです（0秒台の0が返された）
他の日付・時間関係の関数である
で解説していますので、併せてチェックしてみてください♪
まとめ エクセルでのSECOND関数の使い方や読み方
この記事では「エクセルでのSECOND関数の使い方や意味・読み方」について解説しました。
SECOND関数はよく使用する関数の１つのため、この機会に理解しておくといいです。
エクセルでのさまざまな操作に慣れ、日々の業務に役立てていきましょう。
