この記事では、エクセルでリボンが隠れてしまって編集できない現象について原因と対策を説明します。
ポイントは下記のとおりです。
・リボンが自動的に非表示になる設定となっている
・ウィンドウサイズが小さすぎる
・リボンが最小化(折りたたみ)されている
それでは、詳しく見ていきましょう。
エクセルでリボンが表示されない原因と直し方1
【リボンが自動的に非表示になる】
エクセルでは、表示設定によりリボンが自動的に非表示になることがあります。
特に「自動的に非表示」モードが有効になっている場合、マウスカーソルをウィンドウ上部に持っていかないとリボンが表示されないため、リボンが消えてしまったように見えることがあります。
対応手順としては、まず、エクセルの上部にある「表示」(リボン表示オプション)ボタンをクリックしてリボンを表示させたあとに、右側の下矢印をクリックします。
次に表示されたメニューから「常にリボンを表示する」を選択します。
一旦エクセルを閉じて、再度起動するとリボンが常に表示されるようになります。
エクセルでリボンが表示されない原因と直し方2
【ウィンドウサイズが小さすぎる】
エクセルのウィンドウサイズが小さい場合、画面スペースの制約によりリボンが最小化されて、非表示になることがあります。
特にノートパソコンやディスプレイ解像度の低い環境で発生しやすいです。
エクセルの画面の上下のサイズが狭いためにリボンが自動的に非表示になっています。
エクセルのウィンドウの下側の端をドラッグしながら、画面サイズを広げます。
または画面右上の最大化ボタンをクリックすることで画面を広げることもできます。
エクセルの画面サイズを広げるとリボンが表示されるようになります。
エクセルでリボンが表示されない原因と直し方3
【リボンが最小化(折りたたみ)されている】
エクセルで意図的または誤ってリボンを折りたたんだ場合、リボンが非表示になります。
タイトルバーをダブルクリックなどして、一旦リボンを表示させる、またはCtrl + F1キーを押すことで、リボンが折りたたまれる動作が実行されることがあります。
タイトルバーをダブルクリックまたは、エクセルの上部にある任意のタブ(例:ホーム)をクリックしてリボンを一時的に表示します。
リボン上の任意の場所で右クリックし、「リボンを折りたたむ」にチェックが入っていることを確認します。「リボンを折りたたむ」のチェックを外します。
手動でリボンの表示・非表示を切り替えることもできます。
エクセル画面の任意の場所でCtrl + F1キーを押します。
エクセルを一旦閉じて、再度起動するとリボンが表示されていることを確認します。
まとめ エクセルでリボンが表示されない・消えた場合の原因と対策
ここまでの記事ではエクセルでリボンが表示されない・消えた場合の原因と対処方法を説明してきました。
この現象は、エクセルを使用中に誤って非表示設定にしてしまうことが原因であることが多いです。
一方で、意図的に非表示にすることで作業領域を広げ、効率的に操作することも可能です。
エクセルを快適に活用するためにも、今回ご紹介した対処法をぜひ業務にお役立てください。