この記事では「エクセルにて2列を固定する方法」「エクセルにて3つ以上の複数列を固定する方法」について解説していきます。
これらの処理としては、主に
・ウィンドウ枠の固定機能
を使うと良く、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。
エクセルにて2列を固定する方法【複数列の固定】
エクセルにて列を固定するには上述の通りウィンドウ枠の固定機能を使用するといいです。
たくさんのデータが入った表などでは横にスクロールするたびに全体が動いてしまっては見にくい場合があります。
以下のよう特定の列を固定することで、必要な項目は動かさずに全体をスクロールすることが出来ます。
まずは固定したい列の隣のセルを選択します。今回はB列の納入日を固定したいので、C列にある任意のセル(今回はセルC2)を選択します。
セルC2を選択した状態で、リボンにある「表示」タブにあるウィンドウ枠の固定をクリックします。選択項目がでるので、「ウィンドウ枠の固定(E)」をクリックします。
A列とB列が固定されて、右にスクロールをしても動かなくなりました。
これで、この表においては商品名6や商品名7の項目と出荷日や納入日を照らし合わせながらデータを確認することができるようになったわけです。
ウィンドウ枠の固定の解除の方法(2列:複数列)
次に、ウィンドウ枠の固定の解除の方法を解説します。
リボンにある「表示」タブのウィンドウ枠の固定を選択します。
今度は、選択項目の一番上が「ウィンドウ枠固定の解除(E)」に代わっているのでこれをクリックします。
B列とC列の間の固定が消えて(解除され)、右にスクロールしたら全体が動くようになりました。
エクセルにて複数列を固定する方法【3つ以上】
上ではウィンドウ枠の固定を用いてA列とB列の2つの列の固定を行いましたが、同様にウィンドウ枠の固定を使用することで3つ以上など、もっとたくさんの列を固定することができます。
任意の列を選択し、リボンの「表示」タブにある分割をクリックします。(今回はI列をクリックしました)
H列とI列の間に画面を分割するバーが表示されました。このバーはドラッグすることで好きな列に動かすことができます。
今回はドラッグしてK列とI列の間まで移動させました。
このままでも、画面の分割ができているのですが、分割バーは誰でも動かすことができるので、きちんと画面を固定するために、先ほどと同様にリボンの「表示」タブにあるウィンドウ枠の固定をクリックし、選択項目の一番上のウィンドウ枠の固定(E)を選択します。
これでA列からK列までが固定され、右に画面をスクロールしても動かなくなりました。
ウィンドウ枠の固定の解除の方法(3列以上:複数列)
次に、3列以上といった複数列のウィンドウ枠の固定の解除の方法を解説します。
先ほどと同様にリボンにある「表示」タブのウィンドウ枠の固定を選択します。
今度は、選択項目の一番上が「ウィンドウ枠固定の解除(E)」に代わっているのでこれをクリックします。
これにて3列以上といった複数の列に対する画面の分割が解除されて、元の表示に戻りました。
まとめ エクセルにて2列固定したい、3つ以上を固定する方法【複数列】
この記事では「エクセルにて2列を固定する方法」「エクセルにて3つ以上の複数列を固定する方法」について解説しました。
いずれにしてもウィンドウ枠の固定を使えばうまく画面分割、固定をすることができます。
エクセルのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。