この記事では「エクセルにてチェックボックスをセルに埋めこむ方法」「エクセルにてチェックボックスをセルの中央に配置させる(真ん中)方法」について解説していきます。
これらの処理としては、主に
・開発タブによるチェックボックス作成とセルリンク作成
・配置設定による左右中央揃え
を使うと良く、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。
エクセルにてチェックボックスをセルに埋めこむ(セルの連動)方法【開発タブによるチェックボックス作成とセルリンク作成】
エクセルにてチェックボックスをセルに埋めこむ方法には、上述の通りチェックボックスとリンクセル作成を使用すると良いです。
イメージしやすいよう、チェックボックスで今日実施する仕事についてToDoリストを作成するとします。
今回ToDoリストとして「B3」セルに「議事録作成」と記載しておきます。
「開発」タブをクリックします。
「挿入」を押し、フォームコントロールの中から「チェックボックスマーク」を選択します。
レ点のように表示されているものがチェックボックスマークです。
任意のセルをクリックすると「□チェック1」が挿入されます。
「チェック1」と表示されていますが、今回不要なので、文字を消去します。すると文字が消え、「□」のみになりました。
大きさを調整し、「□」を「A3」セルに移動します。
これでToDoリストのように見えましたね。
次に集計できるようにセルにリンクさせます。
対象の「□」を右クリックすると、「コントロールの書式設定」が出てくるので選択します。
「オブジェクトの書式設定」が出てくるので、「コントロール」をクリックし、リンクさせるセルを選択します。
リンクさせるセルは、「□」に「レ」が入っているか否か集計するために使用します。
そのため、自分が集計しやすいセルを選べば良いです。今回では「C3($C$3)」としましょう。
実際にC3を選択し、「OK」を押すとチェックボックスがC3セルにリンクします。
「□」に「レ」がついている場合は「TRUE」と表示されます。
同じように「□」をクリックし、「レ」を外すと「FALSE」と表示されます。
ToDoリストの場合なら、どの仕事を完了したかが簡単に管理できます。
また今回は説明しませんが、これら「TRUE」や「FALSE」をもとに関数を組むことで、「レ」が入ったセルの色を変えることや、「レ」が何個あるか何件終了したかも集計することができます。
これで、エクセルにてチェックボックスをセルに埋めこむ方法【開発タブによるチェックボックス作成とセルリンク作成】が完了です。
エクセルにてチェックボックスをセルの中央に配置させる(真ん中)方法【セルに連動:セルに合わせる】
エクセルにてチェックボックスをセルの中央に配置させる(真ん中)には、配置設定による左右中央揃えが良いです。
あくまで見栄えを良くするために使用します。
具体的には、まず配置させる「□」を選択します。
複数選択することもできますが、ここでは「A3」セルにある「□」を選択しておきます。
次に「ページレイアウト」をクリックし、「配置」「左右中央揃え」を選択します。
実際選択すると、「□」がA3セル内の中央に配置されます。
先ほどはやや右寄りにずれていましたが、この対応後、「□」がセルの中央に位置し、ずれていないことがわかります。
これで、チェックボックスをセルの中央に配置させる(真ん中)方法が完了です。
まとめ エクセルにてチェックボックスをセルに埋めこむ・中央に配置させる方法
この記事では「エクセルにてチェックボックスをセルに埋めこむ方法」「エクセルにてチェックボックスをセルの中央に配置させる(真ん中)方法」について解説しました。
チェックボックスを使用すれば簡単にToDoリストやチェックシート、アンケートを作成することができます。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。