USBメモリーなどの容量にはMB(メガバイト)などの単位を使用することが基本です。
ただ、このMB(メガバイト)と似た単位にKB(キロバイト)やB(バイト)などの単位がありますが、これらにはどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、B、KB、MBの違いや換算方法について解説していきます。
B(バイト)とKB(キロバイト)とMB(メガバイト)の変換(換算)方法【1MBは何Bで何kBか?】
KBはBの1024倍の容量を表す単位のことを指します。
さらに、MBとはKBの1024倍の容量を示す単位といえます。
つまり、これらの中ではバイトよりキロバイトの方が大きく、キロバイトよりメガバイトの方が大きい単位なのです。
なお、SI単位系ではキロは1000倍ぴったりを意味し、メガは1000000倍を表します。ここで、USBなどの数値処理ではPCと同様に2進法を使っているため、上の値に近い2^10=1024倍がキロで、そのキロからメガへの換算も1024倍となるといった具合で使用されているのです。
B(バイト)、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)の換算の計算を行ってみよう
それでは、これらの単位変換に慣れるためにも実際に練習問題を解いていきましょう。
まずはB(バイト)とKB(キロバイト)も変換をしていきます。
BとKBの単位換算
例題
3kBは何Bでしょうか。
解答
上の計算式に従い求めましょう。
3×1024=3072Bとなるのです。
逆にキロバイトからバイトへの単位変換も行ってみましょう。
例題
7168KBは何KBでしょうか。
解答
今度は1024で割るといいため、7168/1024=7KBとなるのです。
KBとMBの単位変換
続いてキロバイトとメガバイトの変換も実施していきます。
例題
0.5MBは何KBでしょうか。
解答
1024をかければいいので、0.5×1024=512KBとなります。
続いて、キロバイトからメガバイトへの計算も実施します。
例題
2048KBは何MBでしょうか。
解答
2048/1024=2MBと変換できるのです。
どれも良く似ている単位であるため、混同しないように十分に気を付けていきましょう。
まとめ 1MBは何Bで何kBか?1kBは何B?B(バイト)とKB(キロバイト)とMB(メガバイト)の変換(換算)方法
ここでは、B(バイト)、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)の違いと換算方法について解説しました。
KBはBの1024倍、MBはKBの1024倍を表す単位であり、メガバイト>キロバイト>バイトの順に小さくなります。
ただ、この単位変換の数値はコンピュータ処理関連のみに使用されるものであり、SI単位系では1000倍刻みのものが置き換わったものといえます。そのため、間違わないように十分気を付けましょう。
バイト関連の単位変換になれ、日常生活にも役立てていきましょう。