化学が得意になるにはまず特定の物質の基礎的な情報を理解しておく必要があります。
中でも代表的な化学物質として「ヨウ素」がありますが「意外と覚えにくい物質」といえるでしょう。
ここでは、このヨウ素に着目して「ヨウ素の化学式・分子式(元素記号)はI2か?ヨウ素イオンのイオン式は?ヨウ素は水に溶ける際の反応式は?」などについて解説していきますので、参考にしてみてください。
ヨウ素の化学式・分子式(元素記号)はI2か?
それではまず、ヨウ素の化学式・分子式(元素記号)について確認していきましょう。
結論からいいますとヨウ素の化学式(分子式)は「I2」と表現されます。
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ヨウ素は英語表記でIodineであり、この頭文字Iが、このヨウ素の元素記号と覚えておくといいです。また常温常圧(一般的に生活している範囲)では、ヨウ素は二原子分子で存在するために、Iではなく「I2」と記載します。
ヨウ素はハロゲンに分類されますね。
一方で炭素のように、常温常圧下にて二原子分子ではないために「C」という組成式で表記する物質もあることも覚えておきましょう。
また、ヨウ素の重要な性質の原子番号や原子量や質量数などは別途こちらで解説していますので、併せて確認してみてくださいね。
ヨウ素のイオン式は?イオンにならないのか【ヨウ素イオン】
今度はヨウ素のイオン式(ヨウ素イオンの化学式)についても見ていきましょう。
結論からいいますと、ヨウ素イオンはI–と表記されます。
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ヨウ素イオンの価数は1となりますが、これは以下でも記載の価電子数や原子価との関連性により説明できますので、併せてチェックしてみてください♪
ヨウ素が水に溶ける化学反応式
なお、ヨウ素は水に溶ける際の化学反応式についても議論となることもが多く、ここで確認します。
答えを先にいいますと、ヨウ素は水に溶けない(かなり溶けにくい)です。
他のハロゲンの塩素やフッ素は水と反応するため、違いに気をつけるといいです。
まとめ ヨウ素のイオン式は?水に溶ける溶けない?
ここでは、ヨウ素の化学式・分子式(元素記号)は?ヨウ素イオンのイオン式は?ヨウ素は水に溶ける溶けないのか?について解説しました。
ヨウ素の化学式、イオン式などは覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
ヨウ素を始めとしたさまざまな物質の知識を身に着け、もっと化学を楽しんでいきましょう。