この記事では「エクセルにて右から何文字を削除する方法」として、1文字、2文字・3文字・4文字・5文字など消す例題を用いて解説していきます。
これらの処理としては、主に
・LEFT関数とLEN関数の組み合わせ
を使うといいです。
それでは、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。
エクセルにて右(末尾)から2文字削除する方法【何文字を消す:文字列】
それでは以下のサンプルを用いて、エクセルにて右(末尾)から何文字を消す方法について確認していきます。今回は右から2文字分を削除させてみましょう。
この場合には、LEFT関数とLEN関数を組み合わせて処理します。「右から」ですが、LEFT関数を使用することに注意ですね。
具体的には出力させたいセルに=LEFT(B3,LEN(B3)-2)と入れるといいです。
この数式の意味を確認します。
まずLEFT関数は、左から何文字を抽出する関数であり、
=LEFT(対象セル,左から何文字)
と指定します。今回は右から2文字削除すべく、左からの抽出していった文字列のみを残すことで処理しているわけです。
さらに、LEN関数は対象セルの文字数を数える関数であり、
=LEN(対象セル)
と使います。
今回では、文字列全体の文字数を数え、ここから2文字分を減らした文字数を、左から抽出すると「右から2文字削除」したことになるのです。
これらから上の数式=LEFT(B3,LEN(B3)-2)が導出されます。
ENTERにて処理を確定させると、右から2文字が削除されました。
後はオートフィル機能にて、一括で右から何文字の削除を実行します。
これで、エクセルでの右から2文字を消す処理が完了です。
エクセルにて右(末尾)から1文字削除する方法【何文字を消す:文字列】
今度は、右から1文字を削除する方法についても見ていきましょう。
処理方法は、上述の右から1文字を消す方法と同様であり、LEFT関数の中身(引数)の文字数の指定方法を変えるだけでいいです。
具体的には、=LEFT(B3,LEN(B3)-1)と入力しましょう。
処理している数式・関数の意味は上で詳しく解説しているため、参考にしてみてくださいね。
ENTERにて処理を確定させます。
右から1文字を消すことができました。最後のオートフィルで数式をコピーします。
これでエクセルにて右から1文字削除する方法が完了です。
右(末尾)から3文字・4文字・5文字を削除したい場合も同様
なお、エクセルにて右から3文字・4文字・5文字など別の文字数を指定したいこともありますが、この場合でも処理方法は同様です。
=RIGHT(B3,LEN(B3)-2)
の数式における最後の「2」の部分を3,4,5などと変更すればOKです。
まとめ エクセルにて右(末尾)から5文字・3文字等を削除する方法【1文字・2文字など:文字列】
この記事では「エクセルにて右から何文字を削除する方法」として、1文字、2文字・3文字・4文字・5文字など消す例題を用いて解説しました。
この場合は、LEFT関数とLEN関数を組み合わせて処理するといいです。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。