ビジネスの場ではマナーを重視する人が多いです。
マナーの中でも特に使い方が難しいものに「敬語」が挙げられます。
中でもここでは急な依頼をしなくてはいけなくなった際の敬語として「短納期で恐縮ですが・短納期で申し訳ありません・短納期で申し訳ございません」は正しい敬語なのか?言い換えは?について確認していきますので、ビジネスメールなどでの参考にしてみてくださいね。
「短納期で恐縮ですが」「短納期でおそれいりますが」は正しい敬語?言い換えは?【ビジネスメールなど】
それでは以下で「短納期で恐縮ですが」「短納期でおそれいりますが」という敬語のフレーズが正しいか?見ていきます。
短納期で恐縮ですがという言い回しは、敬語として特に問題ない正しい敬語です。
これは敬語として「恐縮ですが」のみを使用しており、この前に「短い納期を意味する短納期」が付いただけだからです。二重敬語ではなく、使用OKです。
別の言い方として「短納期でおそれいりますが」などもありますね。
使い方としては、納期がかなり短いお願いをしなくてはいけなくなった際に使用する敬語です。
例文
・短納期で恐縮ですが半日以内に工場の部品Aを10個ご納品いただければ幸いです。
・短納期でおそれいりますが、この資料を本日中にご作成のほどよろしくお願いいたします。
言い換え
なお、似たような短い納期でお願いする際のフレーズとして
・突然のお願いでおそれいりますが
・直前のご連絡で申し訳ありません
などがありますが、どれも近いレベルの敬語表現であり正しいフレーズのため、好みで使い分ければOKですね。
「短納期で申し訳ありませんが」「短納期で申し訳ございませんが」は正しい敬語?言い換えは?【ビジネスメールなど】
なお、「短納期で恐縮ですが」「短納期でおそれいりますが」と似た敬語のフレーズとして、「短納期で申し訳ありませんが」「短納期で申し訳ございませんが」という言い回しも見ていきましょう。
「短納期で申し訳ありませんが」も正しい敬語で使用していいです。
文法として上と同様
・短納期で+
・申し訳ありませんが(こちらのみ敬語)
となっており、二重敬語でない正しいものなのです。
ただ、上の短納期でおそれいりますがなどよりも、さらにかしこまった・丁寧な言い回しのため、近い関係の人に使うと逆によそよそしくなることもあるので、状況に応じて使い分けましょう。
例文
・短納期で申し訳ありませんが、今週中に半導体Zを250個ご納品いただければ幸いです。
・短納期で申し訳ありませんが、明日までの御出荷のほどよろしくお願いいたします。
などと使いましょう。
言い換え
「短納期で申し訳ありませんが」の言い換えフレーズも上と同様ですね。
・突然のお願いでおそれいりますが
・直前のご連絡で申し訳ありません
などがあります。
さらにかしこまると、短納期にて申し訳ございませんが・・などとも表現できます。
状況に応じて使い分けていきましょう。
まとめ 短納期で申し訳ございません・短納期で恐れ入りますが・は正しい敬語?言い換えは?【ビジネスメールなど】
ここでは、ビジネスメール等で使用される「短納期で恐縮ですが・短納期で申し訳ありません」は正しい敬語なのか?言い換えは?について解説しました。
敬語は扱いが難しいため、この機会に覚えておくといいです。
様々な敬語を身に着け、ビジネスメール等で活用していきましょう。