数学を得意にするためには、まず各公式に慣れることが必須です。
例えばx^1/2（xの2分の1乗、√x）の微分や積分は頻出ですが、この公式、解き方について理解していますか。
ここでは、このx^1/2（t^1/2なども）の微分や積分の計算方法、公式について解説していますので、参考にしてみてください
x^1/2の積分の公式、計算【xの2分の1乗・√x・t^1/2など】
それでは以下で、x^1/2（x2分の1乗分）の積分の公式、計算方法を確認していきます。ななお変数としてx^1/2ではなく、tを使用した場合のt^1/2の積分結果や導出方法ももちろん同じため、参考にしてください。
x^1/2の積分結果は「2/3 x^3/2＝2/3 x√x」となります。
積分の場合では基本的に「肩の係数に+1をし、足した後の係数で割る」ため、x^(1/2+1) ÷ (1/2+1) =(2/3)x^3/2 と導出できると覚えておきましょう。
これらが√x（x2分の1乗分）の積分の公式、計算方法です。t^1/2の積分結果も記号のみ変えればOKです。
x^1/2の微分の公式、計算【√x、xの2分の1乗：t^1/2など】
今度はx^1/2（√xやt^1/2）の微分の公式、計算方法を確認していきます。
微分は積分よりも容易なため、サクッと覚えましょう。
具体的には、（x^1/2）′ ＝(1/2) x ^(1/2-1) = (1/2)x^-1/2 ＝ 1/2√xです。
ポイントは
・微分の定義として、元の係数が前に出て、肩に付く係数が1減るため、
→（1/2）x^(1/2-1)= （1/2）x^(-1/2)= （1/2）/x^1/2
と導出方法を覚えておくといいです。
微分と積分結果が間違えないように注意しましょう。
なお、似た数式のx^-1/2の積分・微分結果はこちらで解説しているため、併せて確認してみてくださいね。
まとめ x^1/2（√x）の微分、積分の公式、計算【t^1/2など】
このでは、x^1/2の積分、微分の公式、計算方法について確認しました。t^1/2などと変数が違う場合でも処理方法は同じです。
x^1/2の微分、積分はよく出てくるため、この機会に覚えておくといいです。
さまざまな計算に慣れ、数学をより楽しんでいきましょう。
