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【WORD】ワードで文字数が表示されない・おかしい・合わない(カウント:見れなくなった)原因と直し方

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ここでは、文字数が表示されない原因と、文字数がおかしい原因、それらの直し方を解説していきます。

具体的には、以下の項目について詳しく確認しています。

・文字数が表示されない場合は「ステータスバーのユーザー設定」で「文字カウント」の項目にチェックする。

・別の方法として、「校閲」タブの「文章校正」から「文字カウント」の項目をクリックする。

・文字数がおかしい・合わない場合は、フォントを変更・統一する。

・英字の場合は、文字カウントのルールを理解して、どの表示方法にするか検討する。

それでは早速見ていきましょう!

 

ワードで文字数が表示されない原因と直し方1【「文字カウント」の項目にチェック】

 

文字数が表示されるのは、ワードの画面下部にある「ステータスバー」という場所です。

ここに文字数が表示されていない場合は、設定が必要になります。

ステータスバーを右クリックして、「ステータスバーのユーザー設定」オプションを表示させます。

その中に「文字カウント」という項目があるので、チェックが入っていない場合はチェックを入れましょう。

スペースも含めて表示させる場合は、「文字カウント(スペースを含む)」にもチェックを入れると、2パターンの文字数が表示されるようになります。

ステータスバーに文字数が表示されました。

左側の「666単語」が、スペースを含まない文字数、右側の「675文字」が、スペースを含む文字数です。

なお文書全体ではなく一部の箇所を範囲選択すると、その部分のみの文字数がステータスバーに表示されます。

以下は、全体で820字ある文章の中で、範囲選択した部分が14文字であることが表示されています。

 

 

ワードで文字数が表示されない原因と直し方2【「校閲」タブの「文章校正」から「文字カウント」の項目をクリック】

ステータスバーには文字数を常に表示させておくことができますが、別の方法でさらに詳細を確認することもできます。

「校閲」タブの「文章校正」グループにある「文字カウント」の項目をクリックしてみましょう。

「文字カウント」のポップアップが表示されました。ここから詳細情報を確認することができます。

例えば、文字数だけでなく段落数や行数も確認できます。必要に応じて活用してみてください。

 

文字数カウントのショートカットキー

また、「文字数カウント」のポップアップを表示させるためのショートカットキーは、

Ctrl + Shift + G

↑こちらです。

覚えておくと便利ですね。

 

ワードで文字数がおかしい・合わない原因と直し方1【フォントの変更・統一】

1行に入る文字数を指定して文書作成を行う際、指定した文字数にならずに困ったことはありませんか?

そのような場合に確認するべきポイントを解説していきます。

例として、1行を38文字で設定します。

「レイアウト」タブ→「ページ設定」のダイアログボックスを表示させます。

「文字数」を任意の文字数に設定することができます。(ここでは38字に設定)
※「字送り」は文字数に合わせて自動で設定されます。

この設定で以下の2つの文章を比較してみましょう。

同じ文章・同じ文字数のはずですが、1行あたりの文字数が38字と42字で異なっていることが分かります。

1行あたり38字と設定しているので、上段の方が正しく、下段は設定した文字数より多くなってしまっているようです。

この文字数の違いは、フォントによるものです。

上段は「游明朝」、下段は「MS P ゴシック」というフォントを使用しています。

「MS P ゴシック」はプロポーショナルフォントと呼ばれる、文字によって幅が異なるフォントです。幅の狭い文字があるため1行に入る文字数が多くなっているのです。

赤点線の個所で、既に文字幅の違いが出ていることが分かります。

プロポーショナルフォントを使用すると、一行あたりの文字数に違いが出てしまう場合がありますので、注意しましょう。

 

見出し4 ワードで文字数がおかしい・合わない原因と直し方2【英字のカウントの場合】

文章中に英字を含む場合も注意が必要です。

例えば以下の文章「This is a pen.」の文字数はどうなるでしょうか。

範囲選択して表示させると、通常の「文字カウント」では4文字、「文字カウント(スペースを含む)」では14字と表示されます。

しかしアルファベットの数だけ数えると11字です。

先ほど解説した「文字カウント」ポップアップで確認してみましょう。

「文字数(スペースを含めない)」は11字と表示されています。アルファベットだけをカウントするので11字になっています。

ステータスバーに表示される文字数は、半角英数字については「連続した半角英数記号」で1字としてカウントされます。

よって、先ほどの「This is a pen.」は4字と表示されていたわけです。

英字の場合は、文字カウントのルールを理解して、どの表示方法でカウントさせたいかを確認して、文字数を把握するようにしましょう。

 

【まとめ】ワードで文字数が表示されない・おかしい・合わない原因と直し方

ここまで、ワードで文字数が表示されない・おかしい原因と直し方について解説してきました。

どのようなルールで文字がカウントされているかを正しく理解し、文字数を確認するようにしましょう。