今回は、【WORD】ワードで貼り付け先の書式に合わせるが出ない!そのままコピペ(ショートカット:フォント:書体:行間など)する方法をご紹介します。
具体的には、
・貼り付けアイコンをクリック→「書式の結合」(左矢印がついているアイコン)か「テキストのみ保持」(Aが書かれたアイコン)のどちらかを選択する。
・ワードのオプションを変更→「ファイル」→「オプション」で「詳細設定」から「貼り付け、コピー、切り取り」→「コンテンツを貼り付けるときに[貼り付けオプション]ボタンを表示する」にチェック。
これらについて説明しています。
それではさっそく見ていきましょう!
ワードで貼り付け先の書式に合わせるが出ない原因と対策1【貼り付けアイコンから書式を揃える】
まずは、次のような文章を一例に方法を紹介します。
ゴシック体で書かれた一番上の文「ここに文章→」以降のカギ括弧に、下の明朝体の文「コピーする文章はこれです。」を貼り付けるとします。
ショートカットキーのCtrl+Vで、コピーした文章を簡単に貼り付けることができますが、設定次第では元の書式で貼り付けてしまう場合があります。
ショートカットキーで貼り付けると、このように、「コピーする文章はこれです。」の書式である明朝体のままになってしまいます。
コピー先のゴシック体にするため、カーソル近くに出てきた小さな貼り付けアイコンをクリックします。
ここでは、貼り付けた文章の書式をどうするかを決めることができます。
元の書式に合わせる場合は「書式の結合」(左矢印がついているアイコン)か「テキストのみ保持」(Aが書かれたアイコン)のどちらかを選択します。
コピー元もしくは貼り付け先の書式によっては、「書式の結合」でも意図しないスタイルになる可能性もあるので、プレビューを見ながら検討しましょう。
これで、書式に合わせることが出来ました。
ワードで貼り付け先の書式に合わせるが出ない原因と対策
「先ほどの方法でやってみたけど、小さなアイコンが出てこない!」
といった場合は、ワードのオプションを変更する必要があります。
「ファイル」の「オプション」を開きましょう。
出てくる画面左の「詳細設定」から「貼り付け、コピー、切り取り」にある、「コンテンツを貼り付けるときに[貼り付けオプション]ボタンを表示する」にチェックを入れましょう。
この設定で、貼り付けした際に小さなアイコンが出てくるようになります。
あとは、貼り付けるオプションを選択することで書式を合わせることができます。
ワードで貼り付け先の書式に合わせるが出ない原因と対策3
ショートカットキー以外の方法として、右クリックによる貼り付け方法があります。
こちらは、ワードのオプション設定が不要です。
貼り付けしたい箇所で、右クリックします。
貼り付けのオプションというのが出てくるので、そこから「書式の結合」か「テキストのみ保持」のどちらかを選択しましょう。
これでも書式に合わせた貼り付けが可能です。
まとめ ワードで書式に合わせた貼り付けと貼り付け先の書式に合わせる項目が出てこない場合の対処法
以上、ワードで書式に合わせた貼り付けと貼り付け先の書式に合わせる項目が出てこない場合の対処法について解説しました。
コピー元によっては、この項目すら出てこない場合もあるのでご注意ください。
皆さんの作業スタイルに合わせてお好みで設定してみてください。