ドリルや配管などを扱う際に、17φや17パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この17φや17パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「17φや17パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の17φは何センチで何ミリか?17パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
17φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で17φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして17φとは、この直径の長さが17mm(17ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの17φが記載されていれば、17ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では17φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ17が正確な表現です。そのため「ファイジュウロク」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が17mmという説明に対応しているわけです。
おそらく17φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ17は何センチ
さらにはφ17が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ17=17mmと、17mm=1.7cmを組み合わせますと、
φ17=17センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
17パイと17φ(φ17)の違い
なお直径や長さの表現として、17パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の17φ(正しくはφ17)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、17パイ→17φ→φ17を意味しているケースが多く、17mmの直径を表しています。
同様に17パイは1.7センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 17φは何センチで読み方は(長さや直径)?17パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「17φは何ミリで何センチ(長さや直径)?17パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
17φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。