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【Excel】エクセルの散布図にて点の形・大きさを変える方法【プロット(マーカー)を1点だけ消すなども】

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この記事では、エクセルで作成した散布図上の点(マーカー)の形や大きさを変える方法を解説します。

具体的には、

・点の形を変更する

・点の大きさを変更する

・点を消す

の3つの方法について解説します。

エクセルの散布図にて点の形(プロット)を一括変更する方法【系列ごと:一部だけも】

散布図のプロットの形を変える解説にあたって、下図のサンプルを用意しました。

今回はy1のグラフ(青いグラフ)の点の部分を変更していきます。

y1のグラフを選択した状態で、右クリック→「データ系列の書式設定」を開きます。

書式設定のメニューの左上にあるバケツのアイコン(線と塗りつぶし)を選択し、その下にある「マーカー」をクリックします。

そうすると出てくる「マーカーのオプション」メニューから、点の形や大きさを変更することができます。

点の形を変更するには、「マーカーオプション」の項目から「組み込み」を選択します。

「種類」の項目にあるドロップリストを開き、使用したい形のアイコンを選択します。一番下のアイコンを選択すると、PC内にある任意の画像をマーカーとして使用することもできます。

今回はこの中から▲を選んでみます。

y1のグラフの点を▲に変更することができました。

1点のみの形状を変える方法

また、y1のグラフを選択した後に更に任意の点を1つクリックすると、その点のみを選択することもできます。

この状態で同様に右クリック→「データ系列の書式設定」→「マーカーのオプション」から点の形を変更することで、任意の点のみを変更することができます。

y1のグラフ上にある1点だけを▲に変更することができました。

複数の点を変更したい場合、一度に選択することができないため、1つ1つ設定する必要があります。

 

エクセルの散布図にて点の大きさ(マーカー)を一括変更する方法【系列ごと:一部だけも】

点のサイズを変更したい場合は、「マーカーオプション」の「組み込み」を選択し、「サイズ」横のテキストボックスに数値を入力します。

点のサイズを10に変更してみました。

サイズは2~72の間で変更することができます。

また、点ーの形を変更した時と同様に、1点のみを選択してサイズを変更することもできます。

 

エクセルの散布図にて点を消す(プロット)方法【系列ごとプロットだけ表示非表示:一部だけも】

点を消したい場合には、「マーカーのオプション」内にある「なし」の項目を選択します。

点が消えて、線だけの状態になりました。

(散布図を作成する際に線がないタイプを選択している場合は、グラフそのものが表示されなくなります。)

また、一部の点を選択し、同様に設定することもできます。

これらがエクセルの散布図にてプロットの形状やサイズを変更する方法です。

 

まとめ エクセルの散布図にてプロットの大きさや形状を変える方法

この記事では、エクセルで作成した散布図上の点(マーカー)の形や大きさを変える方法を解説しました。

点を変更するには、「データの書式設定」にある「マーカーのオプション」の設定を変更する必要があります。

また、一部の点だけを選択して、設定を変更することもできます。

エクセルの仕組みを理解し、業務に役立てていきましょう。