金額や確率の計算、模型、図面や地図表記などで「50分の1(1/50)」などの記載を見かけることがあるでしょう。
ただ分数の扱いはややこしく、パッと計算できない場合が多いです。
そんなこともあり、ここでは「50分の1」に着目して「50分の1は少数やパーセントや割合ではいくらか?模型、確率、図面などにおける1/50の意味は?」などについて解説していきます。
50分の1は何パーセントで何割か?少数も【計算】
それではまず50分の1(1/50)という分数を少数に直してみます。
50分の1は書き換えると「1 ÷ 50」と意味は同じであり、答えは0.02です。
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少数の方がイメージしやすいかもですね♪
50分の1は何パーセントか?【百分率】
さらに1/50をパーセント(百分率)に変換する場合には少数の値に100をかければokです。
よって、50分の1は2パーセントと求められます。
計算式、0.02 × 100 = 2パーセント
50分の1は何割か【割合】
1/50を割合に変換する場合には少数の値に10をかければokです。
よって、50分の1は0.2割と求められます。
計算式、0.02 × 10 = 0.2割
パーセントと割合を混同しないようにしましょう。
勾配の50分の1の意味、計算方法
勾配(傾き)に対しても50分の1を使うことがあります。
これは横方向(水平方向)に50mなど進んだ際に、ちょうど1m上がった位置の傾きを「1/50」と表現するわけです。
もちろんm(メートル)でなくてもcm、mmでも同様であり、上の比率が50対1となっていればOKです。
そのため50分の1の勾配にて水平方向に100m進んだ場合の高さは、100 × 1/50 = 2mと計算できるわけです。
確率における50分の1の意味や計算方法
確率の分野でも1/50と表現することがあります。
ある箱に同じ形状のボールとして、1個の当たりと49個のはずれ、計50個が入っているとします。
この場合に、あたりを引く確率が50分の1を指すわけです。
確率の1/50は直感的にもわかりやすいため、この機会に理解しておくといいです。
図面や地図や模型の50分の1の意味
図面の縮尺分野においても50分の1の表記を見かける場合があります。
これは実際の長さを図面上では「50分の1に縮めて表示」させているという意味があるのです。
つまり実際が150cmの長さは、150×1/50 = 3cm と変換できるわけです。
逆にいうと、図面上で3cmであれば、実物は3 ÷ 1/50 = 3 × 50=150cmと計算できるのがわかるでしょう。
まとめ 50分の1は何パーセントや何割?【勾配、確率、図面や地図等】
ここでは、50分の1の計算方法(少数やパーセントや何割等)【勾配、確率、図面や地図等】について解説しました。
分数計算はややこしいため、この機会に覚えておくといいです。
さまざまなな計算になれ、日々の生活に役立てていきましょう。