数学を得意にするためには、まず各公式に慣れることが必須です。
例えばsin3x(sin3θ)の微分や積分は頻出ですが、この公式、解き方について理解していますか。
ここでは、このsin3x(sin3θ)の微分や積分の計算方法、公式について解説していますので、参考にしてみてください。
sin3xの積分の公式、計算【sin3θ(コサイン)】
それでは以下で、sin3xの積分の公式、計算方法を確認していきます。なお記号にθを用いたsin3θ(コサイン)の積分方法も全く同じです。
まずは、sin3xにおける3x=tとしましょう。この置換がsin3xの積分の最初のポイントですね。
ここで上の3x=tをtについて微分しましょう。
すると、3dx/dt=1⇄ dx/dt=1/3⇄dx=dt/3と変換できるわけです。
この状態で、サイン3xの積分の本題に入っていきます。
∫sin3x dx=∫sint (1/3) dt=1/3 ∫sint dt
と整理できるのがわかるでしょう。
この時、積分区間も記載されている場合(定積分)は、その対応も変化するため注意するといいです。
これをとくと、-1/3 cost +C(cは積分定数)となります。
さらに最初に3x=tとしたため、元に戻すと、-1/3 cos3x +C が答えとなります。
これらがsin3xの積分の公式、計算方法です。sin3θ(サイン)でも記号のみ変えればOKです。
sin3xの微分の公式・計算方法【sin3θ(コサイン)】
今度はsin3xの微分の公式、計算方法を確認していきます。なお記号にθを用いたsin3θ(サイン)の微分方法も全く同じです。
微分は積分よりも簡単であり、公式を覚えておけば容易に処理できます。
具体的には(sin3x)′ =cos3x (3x)′=3cos3xとなります。
ポイントは
・sinxの微分はcosとなること
・中身を微分したもの(3x)′もかけること
ですね。
まとめ sin3xの微分、積分の公式、計算【sin3θ(サイン)】
このでは、sin3xの積分、微分の公式、計算方法について確認しました。sin3θ(コサイン)であっても処理方法は同じです。
sin3xの微分、積分はよく出てくるため、この機会に覚えておくといいです。
さまざまな計算に慣れ、数学をより楽しんでいきましょう。