日常生活や科学的な解析を行う際に、よく単位変換が求められることがあります。
例えば、電力量（消費電力量）の単位として、kWh（キロワットアワー：キロワット時）やJ（ジュール）を使用することがあります。これらは両方とも良く使用する単位であり、各々を換算できるようにしておくといいです。
ここではこの「1kWhは何Jか？」「1Jは何kWhか」といったキロワットアワーとジュールの変換（換算）方法について確認していきます。
kWh（キロワットアワー）とJ（ジュール）の換算（変換）方法【1kWhは何J？1Jは何kWh？】
それでは、電力量の単位であるkWh（キロワットアワー）とkWhの変換について考えていきます。
まず、Whに1000倍の意味を表すk（キロ）がついたものがkWh（キロワットアワー）であり、1000Wh＝1kWhという換算式が成り立ちます。別名、キロワット時などとも呼びます。
さらに、J（ジュール）＝W・sとも記載することができ、1h＝3600sであることを考えると、1Wh＝3600W・s＝3600Jとなるわけです。
つまり、1kWh＝3600000Jという変換式が成り立つのです。
逆に、1Jは何kWh（キロワット時）かと聞かれれば、1J＝1/3600000kWhと変換できるといえます。
J（ジュール）とkWh（キロワット時）の計算問題【1キロワットアワーは何ジュール？】
それでは、JとkWhの換算に慣れるためにも練習問題を解いていきましょう。
例題1
0.5kWhは何Jに変換できるでしょうか。
解答1
0.5 × 3600000 = 1800000Jと求めることができました。
続いて、キロワット時からジュールへの変換も行っていきます。
例題2
7200000Jは何kWhとなるでしょうか。
解答2
7200000 ÷ 3600000 ＝ 2kWhと計算することができました。
どちらもエネルギーの単位としてよく使用するため、きちんと覚えておきましょう。
まとめ 1kwhは何J？1Jは何kwh？キロワットアワーとジュールの変換方法
ここでは「1kWhは何Jか？」「1Jは何kWhか」といったキロワットアワーとジュールの変換（換算）方法について確認しました。
・1J＝1000kWh
・1kWh＝0.001J
という換算式が成立することを覚えておくといいです。
単位変換になれ、業務の効率化を図っていきましょう。
