日常生活において、よく単位の変換を行う必要がある場面に遭遇します。
たとえば、kJ(キロジュール)やkcal(キロカロリー)などのエネルギーに関する用語をよく耳にしますが「1kJ(キロジュール)は何kcal(キロカロリー)か」「1kcalは何kJ(キロジュール)か」といった単位換算方法について理解していますか。
ここでは、kJ(キロジュール)とkcal(キロカロリー)の換算(変換)方法について確認していきます。
kJ(キロジュール)はkcal(キロカロリー)の換算(変換)方法【1kJは何kcal?1kcalは何kJ?】
先にも述べたように、kJ(キロジュール)もkcal(キロカロリー)もエネルギー(熱量)の単位であるため、直接的に換算することが可能です。
なお、kJもkcalも各々の元の単位のJ(ジュール)やcal(カロリー)の頭に1000倍を表すk(キロ)がついたものであるため、kJとkcalの変換は結局Jとcalの換算を考えるのと同じ関係といえます。
なお、J(ジュール)とcal(カロリー)の関係は、1J(ジュール)=0.239cal(カロリー)と定義されているために、1kJ(キロジュール)=0.239kcal(キロカロリー)という計算式が成り立つのです。
逆に、kcal(キロカロリー)からkJ(キロジュール)への換算も考えていきます。このときもやはり定義として決まっているため、1kcal=4.184kJとなることを覚えておくしかないです。
なお、1kcalと1kjの大小関係はどっちが大きかったからわからなくなりやすいので、以下のようなイメージをきちんと押さえておきましょう。
kJ(キロジュール)とkcal(キロカロリー)の変換(換算)の計算問題を解いてみよう
それでは、「1kJは何kcal?」「1kcalが何kJ?」といった扱いに慣れるためにも、換算の計算問題を解いていきましょう。
例題1
20kJは何kcalに変換できるでしょうか。
解答1
上の定義式に従って計算していきます。
20 × 0.239 = 4.78kJ(キロジュール)となります。
逆にキロジュールからキロカロリーへの換算も行っていきます。
例題2
5kcalは何kJに単位変換できるでしょうか。
解答2
こちらも上の単位換算式に従い求めていきます。
5 × 4.184 =20.92kJ と計算できました。
どちらの単位もよく使うために、理解しておきましょう。
まとめ キロジュールとキロカロリーのの変換(換算)方法・意味・違い【1kJは何kcal?1kcalは何J?
ここでは、「1kJ(キロジュール)は何kcal(キロカロリー)か」「1kcalは何kJか」について解説しました。
これらは、
・1kJ=0.239kcal
・1kcal=4.184kJ
と換算できます。
さまざまな単位変換に慣れ、毎日の生活をより楽しんでいきましょう。