エクセルで図形を綺麗に整列しようとしても、マウスでの移動では思うように揃わないことがよくあります。
この記事では、エクセルで図形位置や高さを統一させ、整列させる方法を解説していきます。
図形を整列させる方法としては、
・オブジェクトの配置
を使用するといいです。
実際のサンプルを見ていきましょう。
以下で動画verを解説していますので、併せてチェックしてみてください。
エクセルにて図形を揃える方法【位置を左揃えに:整列・画像・写真などのオブジェクト】
複数の図形が縦に並んだサンプルがあります。
エクセルで縦に並んだ図形の位置を左に揃えて、縦に整列させるにはオブジェクトの配置を使用するとよいです。
なお図形(オートシェイプ)でなく、画像や写真であっても基本的に処理方法は同様です。
今回は例としてこの3つの図形の位置を左に揃えて整列させていきます。
複数の図形を選択する場合は
・1つの図形をまず選択
・Ctrl + A(すべて選択)
で一括処理できます。
他にもジャンプ機能(ctrl+G)、セル選択、オブジェクトと選択でも対応できます。
※
図形を選択するとメニューバーに図形の書式が表示されます。
この図形の書式を選択し、タブを切り替えると図形の書式のリボンが表示されます。
ここからオブジェクトの配置を選択します。
縦に並んでいる図形の整列を行うときには、上から3項目の中から選択します。
今回は、一番上に表示された左揃えを選択すると完了です(適宜、中央揃えや右揃え)。
3つの図形が左の位置に合わせて整列されました。
なお、図形(オートシェイプ)だけではなく、画像・写真などのオブジェクトでも処理方法は同じと覚えておくといいです。
エクセルにて図形を揃える方法【位置を上揃えに:整列:画像・写真などのオブジェクト】
次は横に並んだ図形を上に揃えて整列させてみましょう。
複数の図形(オートシェイプ)が横に並んだサンプルを使って行っていきます。
先ほどと同様に、Shiftキーを押しながらゆっくりとクリックし、3つの図形を選択します。
先ほどと同様に図形の書式からオブジェクトの配置をクリックしましょう。
横に並んだ図形の縦方向への整列には4項目目の上揃えから6項目目の下揃えまでの中から選択します。
今回は赤枠の一番上にある、上揃えを選択すると完了です。
3つの図形が、上端に合わせて図形が配置されました。
こちらも画像や写真でも処理方法は同じと覚えておきましょう。
エクセルにて図形を均等に揃える方法【図形の間隔を均等に整列する:オブジェクト】
複数の図形を配置する場合、各図形が配置されている間隔を均等な間隔に配置する必要がある場合があります。
ここでは、その操作方法を説明していきます。
先ほどと同様に、Shiftキーを押しながらゆっくりとクリックし、3つの図形を選択します。
今までの操作と同様に、メニューバーの図形の書式から、オブジェクトの配置を選択します。
均等な間隔で配置するときは、赤枠で囲まれた左右に整列もしくは上下に整列から選択します。
今回は横に並んでいる図形を整列させるので左右に整列を選択すると、均一に揃える操作が完了です。
縦に並んだ図形を整列させるときには、上下に整列を選択しましょう。
まとめ エクセルにて図形を整列する方法(位置や高さ)
この記事では、エクセルにて図形の整列と等間隔の配置について解説しました。
例えば組織図や座席表など図形を多用する書類を作成する場合、配置を整え見栄えを整えることでファイルの完成度の向上につながります。
エクセルでの効率よい配置方法を身に着けて業務に役立てていきましょう。