エクセルで¥(円マーク)を表示させたい。表示を消したい。売上高を入力したら自動で¥(円マーク)が表示されるようにしたい。また、表示される際、数字にコンマを入れたい。
この記事では、そんなときの対応策を紹介します。
対応策としては、
・セルの書式設定を通貨に変更する
・セルの書式設定をユーザー定義に変更する
といいです。
それでは実際のサンプルを見ていきましょう。
エクセルで¥(円マーク)を表示させる・消す方法1【セルの書式設定:通貨】
それでは以下で「セルの書式設定」を変更し、エクセルにて円マークを表示させる・解除する方法について確認していきます。
この処理を行うには、セルの書式設定を通貨に変更するだけでいいです。この操作のみでっ先頭に¥(円マーク)を表示させることができます。
¥(円マーク)を表示させたい範囲D4:D10を選択して右クリックし、“セルの書式設定(F)”をクリックします。
セルの書式設定のダイヤログボックスの”通貨”を選択します。
すると表示が変わり、先頭に円マーク(\)が追加されるのです。さらに、通貨を指定している場合には、自動でカンマも入ります。
最後に“OK”を選択します。
これでエクセルにおける\(円マーク)の自動入力(カンマ付)が完了となります。
¥(円マーク)の表示を消す方法【解除】
¥(円マーク)の表示を消したい場合は、上とは逆の手順の操作を行い、セルの書式設定で”標準”を選択します。
これで、セルの書式設定を通貨に変更し、¥(円マーク)を表示させたものを消す方法が完了です
エクセルで¥(円マーク)を表示させる・消す方法【セルの書式設定をユーザー定義に変更する】
上では、書式設定にて「通貨」を指定しましたが、ユーザー定義を用いても対処できます。ユーザー定義では各設定に応用を効かせられるため、覚えておくといいです。
セルの書式設定をユーザー定義に変更し、¥(円マーク)を表示させます。
具体的には、¥(円マーク)を表示させたい範囲D4:D10を選択して右クリックし、“セルの書式設定(F)”をクリックします。
セルの書式設定のダイヤログボックスの”ユーザー定義”を選択します。
種類(T):のボックスに
¥#,##0
と入力し、“OK”を選択します(この数式を入れると、先頭に\(円マーク)を追加し、3桁ごとにカンマが追加される設定となる)。
エクセルで¥(円マーク)を表示させ、数字にコンマを入れることができました。
カンマを入れたくないケースでは、上記にてカンマを削除すればOKです。
¥(円マーク)の表示を消す方法【解除:ユーザー定義の設定】
ユーザー定義の変更にて、¥(円マーク)の表示を消したい場合は、同様の操作を行い、セルの書式設定で”標準”を選択します。
これで、セルの書式設定をユーザー定義に変更し、¥(円マーク)を表示させる方法、消す方法が完了です。
まとめ エクセルで¥(円マーク)を表示させる・消す(解除)方法
この記事では、エクセルで¥(円マーク)を表示させる・消す方法を紹介しました。
セルの書式設定を通貨またはユーザー定義に変更すれば、¥(円マーク)を表示させることができます。また、セルの書式設定を標準にすることで¥(円マーク)の表示を消すことができます。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。