この記事では、エクセルにてウィンドウ枠の固定ができない原因と解決策について解説していきます。
これらの処理としては、主に
・ページレイアウトの確認
・分割解除
・固定位置を確認
することによって解決することができます。
では、実際のサンプルをみていきましょう。
エクセルにてウィンドウ枠の固定ができない原因と解決策1【通常や複数できない場合・範囲指定できない場合など:ずれる】
ウィンドウ枠の固定はエクセルでよく使用する機能のひとつですが、たまに固定がうまくできない場合があります。
上記のように「ウィンドウ枠の固定」がグレーアウトしていてできない場合は、ページ設定を確認してみましょう。
ここでの表示形式が「ページレイアウトモード」の際はウィンドウ枠の固定がうまくできないのです。そのため、これを標準に変更します。
具体的には、画面右下にある標準をクリックするといいです。
そうすると、表示モードが標準になり「ウィンドウ枠の固定」が選択できるようになります。
これが1つ目のウィンドウ枠の固定ができない原因と解決策です。
エクセルにてウィンドウ枠の固定ができない原因と解決策2【通常や複数できない場合・範囲指定できない場合など:ずれる】
上記のやり方でもウィンドウ枠の固定ができない状況が解決できない場合、シートに分割設定されていないか確認してみましょう。
分割設定されていると、下記のような画面になり、これが原因でうまく固定できないケースがあるのです。
10行目以降にカーソルを置いてスクロールすると、このようになります。
膨大なデータがある場合などは非常に便利な機能ですが、この設定をしているとウィンドウ枠の固定をすることができません。
この分割を解除するには、表示リボン内に設定されている分割を再度押すだけで解除できます。
分割を解除したら、ウィンドウ枠の固定を設定することができます。
エクセルにてウィンドウ枠の固定ができない原因と解決策3【通常や複数できない場合・範囲指定できない場合など:ずれる】
さて、上記ではウィンドウ枠の固定そのものができない例を紹介しましたが、範囲指定で固定化がうまくいかない場合の解決策を解説します。
範囲指定で固定化がうまくいかない場合は、まずカーソルの位置を確認しましょう。
例えば、このようなリストがあり先頭行と「管理№」「管轄営業所」の列は固定化させたい場合は、スクロール開始のC2セルにカーソルを置いた状態でウィンドウ枠の固定を設定します。
そうすると、先頭行と「管理№」「管轄営業所」の列は固定化され横に長いリストもスクロールすればとても見やすくなります。
まとめ ウィンドウ枠の固定ができない原因と解決策【ずれる:通常や複数できない場合・範囲指定できない場合など】
この記事では、ウィンドウ枠の固定ができない原因と解決策について解説しました。
膨大なリストを見る場合などは、ウィンドウ枠の固定をするととても見やすくなりますので、是非覚えておきたい機能です。