この記事ではエクセルのテーブル範囲を簡単に変更する方法について解説します。
範囲の変更方法は以下の2つです。
・自動拡張機能を使う
・手動で拡張(ハンドルを使う、サイズ変更コマンドを使用)
では実際のサンプルを用いてみていきましょう。
エクセルのテーブルにて範囲変更をスムーズに行う方法1
テーブルの範囲を変更する方法の1つ目は、自動拡張機能を使うことです。
自動拡張機能とは、テーブルの最後の行・列にデータを入力すると自動で範囲を広げてくれる機能です。
ではテーブルの行を拡張するために、名前列の最後のセルに“Dさん”と入力します。
入力したら改行しましょう。
するとテーブルが自動で1行追加されました。
次にテーブルの列を追加していきましょう。
“3月”の右隣のセルに“4月”と入力し、Enterキーを押します。
フィルターがついたテーブルが1列追加されました。
データによってオートフィルでのテーブル列追加も可能です。
自動拡張されない場合
自動拡張機能が使えない場合はエクセルのオプションから設定・確認しましょう。
【ファイル】タブ→一番下の項目【オプション】からオプションメニューを出します。
上から4番目【文章校正】→【オートコレクトのオプション】へと進みます。
【入力オートフォーマット】のタブから“テーブルに新しい行と列を含める”にチェックを付け、OKボタンを押しましょう。
エクセルのテーブルにて範囲変更をスムーズに行う方法2
テーブルの範囲を変更する方法の2つ目は、手動で拡張していくやり方です。
手動拡張の方法は以下の2つです。
・ハンドルを使う
・テーブルのサイズ変更コマンドを使用する
ハンドルを使う
ハンドルとは、テーブルの角にある三角部分です。
ハンドルにカーソルを持ってくると上下の矢印が出てきます。
ここからドラッグするとテーブルが拡張されます。
数列、または数行の追加であればハンドルを使う方法が簡単です。
テーブルのサイズ変更コマンドを使う
サイズ変更コマンドを使うことで、範囲を指定してテーブルの大きさを変えることができます。
まずテーブルのいずれかのセルをひとつクリックし、テーブルデザインタブを出します。
一番ひだりの【テーブルのサイズ変更】を選択します。
すると表のサイズ変更ダイアログボックスが出てきます。
みどりの点線部分とダイアログボックスの赤い箇所がテーブルのサイズを表しています。
サイズを変更するには、テーブルの始まり(今回はA1)から終わりまで(F7)の位置へドラッグします。
出来たらOKボタンを押しましょう。
任意の大きさにテーブルを変更することができました。
まとめ エクセルのテーブルにて範囲変更をスムーズに行う方法
この記事ではエクセルのテーブル範囲を簡単に変更する方法について解説しました。
変更方法は、
・自動拡張機能を使う
・手動で拡張(ハンドルを引っ張る、範囲変更コマンドを使用)
です。
テーブルを使うことで書式の引継ぎ、フィルターを使用してのデータ抽出を簡単に行うことができます。
業務効率を上げるために、テーブルの様々な機能を活用しましょう。