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【Excel】エクセルにて文字列を括弧で括る方法

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この記事では「エクセルにて文字列を括弧で括る方法」について、解説していきます。

エクセルで文字列の置換・変換を行う際、手作業でしているといったケースはありませんか。行数が少ない場合はまだしも、これが何百行規模になると、とてもできることではありません。

今回はエクセルにエクセルにて文字列を括弧で括る方法3種、ご紹介します。

関数を用いて文字列を括弧で括る

書式設定を設定して文字列を括弧で括る

・VBAマクロを用いた処理

それでは、各手法において順番に説明していきます。

エクセルにて文字列を括弧()で括る方法1【関数】

下記サンプルデータに基づき、「関数を用いて」文字列を括弧()でくくる方法を説明します。

セル「B1」に「=CONCAT(“(“, A1, “)”)」と入力します。

数式について説明します。

CONCAT関数は

= CONCAT (テキスト1, [テキスト2], [テキスト3], …)

と入力します。

入力されたテキストを連結して出力します。

ENTERキーを押すと()で括られた値が出力されます。

なお、列ごと一気に括弧で括る処理をしたいのであれば、B列に出力したセルの右下に出てくる十字(フィルハンドル)をドラッグ&ドロップすることで、対応できます。

 

エクセルにて文字列を括弧で括る方法2【書式設定】

方法1と同じデータを用いて、「書式設定」を用いて文字列に括弧をつける方法を説明します。

右クリックしてコンテキストメニューを開き、「セルの書式設定」をクリックします。

書式設定のショートカットキー「Ctrl +1」

を使用してもOKです。

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下記ダイアログにおいて分類で「ユーザー定義」を選択し、種類に「”(“@”)”」と入力します。

OKボタンを押すと書式が反映されます。

 

エクセルにて文字列を括弧で括る方法3 

最後に「マクロ」を用いて文字列を括弧で括る方法を見ていきましょう。

Alt+F11の同時押しにより、VBEエディタを開くことができます。

左側に出ているツリーの最上位を右クリックし、コンテキストメニューより「挿入」→「標準モジュール」を実行します。

エディタ内に次のように入力します。

Sub Test()

   Range("B1") = "(" + Range("A1") + ")"

End Sub

 

VBEエディタを閉じ、シートをアクティブにします。

リボンの「表示」→「マクロ」→「マクロの表示」とクリックします。

マクロ」ダイアログにて上記で作成した「Test」を選択します。

実行ボタンを押すと、セルB1に「(東京都)」が出力されます。

 

1つだけ注意事項をお話しします。

新規作成したファイルを保存する際は通常の「xlsx」形式ではなく「xlsm」形式で保存する必要があります。

xlsx」形式で保存しようとした場合はポップアップにより確認されますが、ここで誤って「はい」をクリックすると実装したマクロが保存されません。

 

まとめ エクセルにて文字列を括弧で括る方法

この記事では「エクセルにて文字列を括弧で括る方法について解説しました。

上記で紹介してきた方法を知っているかどうかで事務作業で消費されていた時間が削減され、肉体的・精神的負担が少なくなります。

それにより、一度立ち止まってゆっくり考える余裕ができ、更なる業務の改善が進む第一歩にもなり得ます。将来の幸せのため、しっかりとスキルを磨きましょう。