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【Excel】エクセルでマイナス計算ができない・SUM関数で式が反映されない原因と対策

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この記事では「エクセルでマイナス計算ができない・SUM関数で式が反映されない原因と対策」について解説していきます。

エクセルでマイナス計算ができない時の対策としては、

・セルの表示形式を「数値」に変更する

・「計算方法の設定」を「手動」から「自動」にする

・不要な「条件付き書式」のルールを削除する

ということが有効です。

それでは実際のサンプルを用いて、それぞれの方法について解説をしていきましょう。

エクセルでマイナス計算ができない原因と対策1【表示形式を数値に変更】

セルに数字が入力されていても、セルの表示形式が正しくない場合、計算がうまくいかないことがあります。下図の場合、計算結果は「-15」のはずですが「1500%」と表示されてしまっています。

このような場合、セルの表示形式を「数値」に変更しましょう。

やり方としてはまず、対象のセルを選択し、右クリックで「セルの書式設定」を選びます。

「表示形式」タブで「数値」を選択し、「負の数の表示形式」から好きな表示形式を選んで「OK」を押しましょう。

これで、正常な計算結果が表示されるようになりました。

エクセルでマイナス計算ができない原因と対策2 【計算方法の設定を自動に】

「計算方法の設定」が「手動」になっていると、計算式を入力しても計算結果が反映されません。下図の場合、計算結果は「-15」のはずですが「3」と表示されてしまっています。

このような場合には、「再計算実行」を行うか「計算方法の設定」を「自動」に設定しましょう。

再計算を行う場合は、「数式」タブの「再計算実行」をクリックすると行うことができます。

「計算方法の設定」を「自動」にする場合は、「数式」タブの「計算方法の設定」をクリックし、「自動」にチェックを入れましょう。

これで、マイナス計算が正常に行われるようになりました。

エクセルでマイナス計算ができない原因と対策3【条件付き書式を削除】

セルに「条件付き書式」のルールが適用されている場合、マイナスの計算結果が正常に表示されないことがあります。

下図の場合、セルの値が0未満になった場合は文字の色を白くする、というルールが設定されていたため、計算結果が背景色と同色になり見えないというトラブルが起きました。

そんな時には、不要な条件付き書式の削除を行うと良いでしょう。

やり方としては、まず「ホーム」タブ内にある「条件付き書式」をクリックし、一番下の項目の「ルールの管理」を選択します。

条件付き書式のルール管理画面が表示されるので、不要な条件付き書式のルールを削除しましょう。

これで、正常に計算結果が表示されました。

まとめ エクセルでマイナス計算ができない・SUM関数で式が反映されない原因と対策

この記事ではエクセルでマイナス計算ができない・SUM関数で式が反映されない原因と対策について解説をしました。

マイナス計算でトラブルが起きた際は、今記事で紹介した内容が原因でないか確認してみましょう。

該当した場合は上記で紹介した対策を試してみてくださいね。