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【Excel】エクセルにて勝手に行の高さが狭くなる・広がる原因と対策【行間が勝手に変わる:セル幅の自動調整の解除:列幅が変わる】

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この記事では「エクセルにて勝手に行や列の高さ、幅が変わってしまう原因と解決策」について解説していきます。

これらの原因としては、主に

・エクセルの初期設定の変更

・列の幅や行の高さをダブルクリック

があります。

それでは、実際のサンプルを用いて勝手に行や列の幅、高さが変わってしまう場合の原因と対策を見ていきましょう。

 

エクセルにて勝手に列の幅が狭くなる・広がる原因と対策【セル幅の自動調整の解除】

それでは以下でエクセルにて勝手に列の幅が狭くなる・広がるなど変化する原因と対策について確認していきます。

新規のワークシートなど、列幅を手動で調整していないワークシートでは、セルにセルの幅を超える数字などを入力するとデフォルトの機能として「列幅の自動調整」を行ってくれます。

便利機能の一つなのですが、勝手に列幅が変更されると困る場合もあります。

サンプルでは、各都道府県別に数値の入力をしていて、大阪の数値が非常に大きい場合、Enterを押すと、列幅が自動で数字の長さに合わせて変更されてしまいます。

これはエクセルの初期設定なので、オプションなどでも変更できません。

勝手に列幅を変更しないようにするためには、一度、全ての列幅を手動で設定しましょう。

リボンの「ホーム」タブにある「書式」をクリックします。

選択メニューから「列の幅」を選択しましょう。

列の幅の入力画面が表示されるので、任意の数字を入力しOKをクリックしましょう。今回は18ptとしてみます。

列の幅を手動で設定したので、これで列の幅が自動調整されることはありません。

(エクセルの左角をクリックして、全選択した後に、列のアルファベットタブの境界線をスクロールする事でも変更することができます)

列の幅が勝手に変更されてしまう場合の対処法は以上です。

 

エクセルにて勝手に行や列の高さ、幅が変わってしまう原因と解決策2【行の高さ】

上述では「列の幅が勝手に変更される場合の対処法」を解説しましたが、新規のワークシートなどでは、「行の高さ」についても同様に自動調整されてしまいます。

例では、大阪に入力した数字のフォントサイズを変更すると、行の高さも自動調整されて大きくなってしまいます。

行の高さも、一度全体を手動で設定してあげましょう。

リボンの「ホーム」タブにある「書式」をクリックします。選択メニューから「行の高さ」を選択するといいです。

行の高さの入力画面が開かれるので任意の数字を入力し、OKをクリックしましょう。今回は40ptとしてみます。

これで、行の高さも手動で設定したので、勝手に変更されることはありません。

(エクセルの左角をクリックして、全選択した後に、列のアルファベットタブの境界線をスクロールする事でも変更することができます)

行の高さが勝手に変更されてしまう場合の対処法は以上です。

エクセルにて勝手に行や列の高さ、幅が変わってしまう原因と解決策3【ダブルクリック】

上述ではエクセルの初期設定によって、列の幅や行の高さが自動調整されてしまう時の対処法を解説しましたが、列の先頭のアルファベットタブの境界線を「ダブルクリック」することでも自動調整されてしまいます。

行や列を手動で設定したのにもかかわらず、勝手に列の幅が小さくなる場合は、エクセル操作中に誤って先頭のアルファベットタブをダブルクリックしている場合があります。

この場合は、手動で元の列幅に戻しましょう。

リボンの「ホーム」タブにある「書式」をクリックします。

選択メニューから「列の幅」を選択し、列の幅を元に戻しましょう。

「行の高さ」についても同様にダブルクリックで自動調整されるので注意しましょう。

 

まとめ エクセルにて勝手に列の幅・行の高さ変わってしまう原因と解決策

この記事では「エクセルにて勝手に行や列の高さ、幅が変わってしまう原因と解決策」について解説しました。

対策としては、エクセルの初期設定は一度、行や列を手動で設定することで解除することができます。行間や列間の先頭タブでダブルクリックすると自動調整されてしまうので注意しましょう。

エクセルのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。