エクセルにて「フィルターをかけた状態でコピーや貼り付けする方法(オートフィル)」 「フィルターをかけた状態でコピーや貼り付けする方法(Ctrl + R)」について解説していきます。
これらの処理としては、主に、
・オートフィル機能
・Ctrl + R (ショートカットキー)
を使うと良く、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。
↓↓ 以下の動画も本記事の内容と近く、併せてチェックするのもいいでしょう♪ ↓↓
エクセルにてフィルターをかけた状態でコピーや貼り付けする方法【見えているセル:オートフィル】
エクセルにてフィルターをかけた状態で右側にコピーや貼り付けをするには、上述の通りオートフィル機能か、Ctrl + Rのショートカットキーを使用すればいいです。
まずは表にフィルターをかけていきます。
フィルターをかけたい項目を選択して、リボンの中の「データ」タブにある「フィルター」を選択します。
フィルターから勤務者 田中さんのデータのみソートしました。
この表の勤務時間を選択してコピーして 右側に貼り付けを行いましたが、普通のコピー&ペーストでは例のようにきちんと全てが表示されません。
これは、フィルターで非表示になっている行があるためです。
この場合、オートフィル機能を使うときちんとコピーができます。
コピーしたい任意のセルを範囲選択し、セル右下にカーソルを併せた際にでる十字を右側にドラッグ&ドロップします。
先ほどの普通にコピー&ペーストを行った時と違い、きちんと右側に表示させることができました。
このコピーさせたデータの移動を行いたいときは、先ほどと同様に普通にコピー&ペーストを行うと、非表示のセルの部分が隠れてしまうので、カット&ペーストを行います。
カット&ペーストの方法は、カットしたい任意のセル範囲を選択し、Ctrl + X を押して
貼り付けたいセルを選択し、Ctrl + V を押します。
フィルターを掛けた見えているセルのみが、カット&ペーストされて、データの場所が変わりました。
フィルターを解除すると、データが対応した行に表示されているのがわかるでしょう。
これにて、エクセルにてフィルターをかけた状態でコピーや貼り付けする方法が完了です。
勤務者のデータをコピペしたいときは同様に、勤務者を範囲選択し、今度は左側にオートフィルでコピーし、カット&ペーストで任意のセルに貼り付けることで対応できます。
これでフィルターをかけた状態でコピーや貼り付けを行う方法(非表示セルはコピーしない)が完了です。
エクセルにてフィルターをかけた状態でコピーや貼り付けする方法【ショートカット:Ctrl + R:可視セル】
上ではオートフィル機能を用いて、フィルターをかけられているセルにデータのコピペを行いましたが「Ctrl + R」 のショートカットキーでも対応できます。
手順を解説していきます。
まずコピーしたい任意のセルを範囲選択します。
範囲選択ができたら、次に、貼り付けたい場所の範囲選択をします。
この際、「Ctrl」キーを押しながら行わないと、先に選択した範囲が解除されますので注意してください。
コピーしたい範囲選択と貼り付けを行いたい範囲選択ができたら、「Ctrl」キーを押しながら「R」を押します。
範囲選択を行った、田中が右側にコピペされました。
Ctrl + R のショートカットキーは選択したセルを右側にコピーするショートカットです。
今度は勤務時間を先ほどコピーした、田中の隣にCtrl + Rを使ってコピペしていきます。先ほどと同様に、勤務時間を範囲選択します。
範囲選択ができたら、「Ctrl」キーを押しながら、貼り付けを行いたいセル範囲を選択します。
コピーしたい範囲選択と貼り付けを行いたい範囲選択ができたら、「Ctrl」キーを押しながら「R」を押します( Ctrl + R )
範囲選択を行った、勤務時間が右側にコピペされました。(フィルターをかけた状態でのコピー&貼り付け)。
フィルターを解除すると、先ほどのコピペに対応した行に値が表示されています。
なお、可視セルのみを連続で別にコピーしたいケースでは、単純コピーでOK
なお、特定のフィルタがかかったものを連続データとしてコピペしたいケースでは、通常通りのCtrl+C &Ctrl+V で処理できます(^^)/
併せて覚えておきましょう!
まとめ エクセルにてフィルタをかけコピーや貼り付けする方法【コピペ】
この記事ではエクセルにて「フィルターをかけた状態でコピーや貼り付けする方法」として、オートフィルやショートカットキーを用いて処理する方法について解説しました。
いずれにしてもオートフィル機能やCtrl + R のショートカットキーを使えばうまくコピペができます。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。