この記事では「エクセルでのa4はどこまで?印刷範囲も表示する方法」について、解説していきます。
エクセルで作ったファイルを印刷してみたら「白紙のページが何枚も出てきた」といったことをよく耳にします。これは、印刷に関する設定について意外と知られていない証拠の1つと言えるでしょう。
今回は下記に焦点を当ててみましょう。
・印刷範囲はどうやって確認する?
・初期状態ではどの範囲まで1ページに印刷される?
それでは、順番に説明していきます。
【Excel】エクセルでのa4はどこまで?印刷範囲も表示する方法も紹介
エクセルにて「a4はどこまで?など」印刷範囲を表示する方法として、「印刷プレビュー画面を開く」操作をご紹介します。
操作方法はリボンより「ファイル」→「印刷」を実行します。
なお、「ファイル」を実行するとそれまでシートを表示していた画面から切り替わってしまいますが、慌てずに操作しましょう。
印刷プレビュー画面を表示したら左上の「←」ボタンを押して、キャンセルします。
シート画面に戻ってくると、点線で印刷範囲が示されています。
このように印刷範囲を確認した上で、こちらのa4いっぱいに印刷するための方法を適用するようにしましょう。
エクセルでのa4はどこまで?【縦や横】 ※印刷範囲も表示せず行数・列数で解説
新規シートを作成した際の印刷範囲の行数・列数について予め検討ができていると、何かと便利です。
Office2021においては「A1:H39」となります。
列幅・行高・フォントサイズ・余白設定等を変更しない状態で使用するときはセル「H39」の外側に飛び出るようなことがなければ、1ページに収まると知っておくといいでしょう。
ただし、次のようなケースでは「A1:H39」を飛び出ているとみなされる場合もありますので、ご注意ください。
また、本件は「Office2021におけるデフォルト状態」という限られた条件でしか成立しないことも併せて注意が必要です。
a4ぴったりに収めたい方は、以下の記事をご参考に。
エクセルでのa4サイズを表示させる方法【縦や横】
a4サイズなどの印刷範囲をよりはっきりと表示させるには「改ページプレビュー」表示に切り替えるのが一般的です。
操作方法はリボンの「表示」を開き、ウインドウグループ「ブックの表示」にある「改ページプレビュー」をクリックします。
印刷範囲が青枠で囲まれ、その外はグレーアウトされた表示に変わります。
「改ページプレビュー」表示ではデフォルトで拡大率60%に設定されています。
必要に応じて、ウインドウグループ「ズーム」に含まれている項目で拡大率を変更します。
改ページプレビューに切り替えるためのショートカットキーはこちら
で解説していますので、併せて確認してみてください。
まとめ エクセルでのa4はどこまで?印刷範囲も表示する方法
この記事では「エクセルでのa4はどこまで?印刷範囲も表示する方法」について解説しました。
エクセルに慣れていない人はディスプレイに表示されているものが当たり前に印刷されるといった先入観もあって、いきなり白紙で出てくるとパニックになってしまいがちです。
「どこまで印刷されるか」
「どうやって印刷範囲を変更するか」
このような事前知識があることで、不測の事態が発生しても冷静に修正を行うことができるようになるはずです。